【森リトリート】体験報告|鎌倉:散在ガ池森林公園~夏の森の歩き方~

体験レポート

はじめに

先日こちらのブログで計画内容を公開した
” 7月の【森リトリート】in鎌倉 ” を、体験してきました。

個人的に、【森リトリート】は春から初夏がベストシーズンだと思っています。
理由は、シンプルに「過ごしやすいから」。

でも、夏の暑い時期でも、暑いからこそ、森の中で体験できることがあります。

今回は「夏の森リトリート」ということもテーマに、
鎌倉での【森リトリート】体験をご報告をいたします。

夏の暑い時期、屋外でのセルフセッションをより快適に、
安全に体験するためのコツも合わせてお伝えしますので、
ぜひ参考にしていただけたらうれしいです。


夏の【森リトリート】を快適に過ごすためのコツとは

軽やかに夏の森を楽しむコツは、何と言っても暑さ対策でしょう。
森の中は外気よりも数℃低いとはいえ、
森へ行くまでの道のりは暑いし、森の中へ入っても歩いていれば汗は出てきます。

ここでは、安全に【森リトリート】を行うための暑さ対策についてご紹介します。

暑さ対策①|⏰ 時間帯を選ぶ

まずは【森リトリート】に出かける時間を検討します。
おすすめは「朝の早い時間帯」か「午後の涼しくなる時間帯」。

つまり日中を避けて、気温が低い時間を選ぶということです。

朝の早い時間帯を選ぶと、気温が低いだけでなく、
活発な小鳥の声もたくさん聴くことができるでしょう。

また、午後の涼しくなる時間帯を選ぶと、
夕暮れ時の森の雰囲気を感じることができます。

朝から出かける際も、時間が経つにつれて気温上昇していくので、
無理をせず半日程度で切り上げましょう。

午後から出かける場合は、帰りの交通状況(バスの本数や時間など)も
確認しておきましょう。
帰りの手段があるうちに、暗くなる前には帰路に着くようにしましょう。

暑さ対策②|💧 水分補給を欠かさない

どの時間帯に森へ入るにしても、水分補給はこまめに行いましょう。
水分として推奨されているのは「水」ではなく、
カフェインレスの麦茶やルイボスティー、黒豆茶などがおすすめです。

麦茶はナトリウムやカリウムなどのミネラルが豊富に含まれるため、
汗をかいた後の水分補給に最適
で、熱中症予防にも効果あり。

一方、カフェインは利尿作用があり、脱水を助長する可能性があります。
カフェインが含まれる緑茶やコーヒーは水分補給としては不向きと言えます。

暑さ対策③|👒 日除けグッズを持参

日差しを避ける日傘や帽子、アームカバーなど、
肌に直接日光が当たらない工夫をしましょう。

半袖シャツの上に薄手のカーディガンやパーカーを羽織るなど、
温度調整ができる服装がおすすめ。

汗が身体を冷やすこともあるので、タオルやウェットティッシュなども持っておくと便利です。

暑さ対策④|🚌 移動手段の事前リサーチ

【森リトリート】に出かけるとき、大抵は最寄り駅から離れた場所に行くことになります。
そのため、バスで数十分、そこから徒歩、といった移動になることが多いです。

しかも、自然が豊かな場所は往々にしてコンビニなど小さなお店でさえ
近くにないことは考慮しておく必要があります。

このようにバス亭の近くに気軽に入れるお店がなく、
さらにバスの本数が少ないことも当たり前なので、
時間を調べずに行動すると、炎天下で長時間バスを待つことになりかねません。

このような不運を避けるためにも、
最寄りの駅、最寄りのバス亭、それらの時刻表も確認しておきましょう。

【森リトリート】専用のワークブック、『Aarni Time”Forest”』は、
【森リトリート】プログラムの詳細をスケジューリングすることができます。

目的地の情報だけでなく、交通手段から移動スケジュールも
1冊にまとめて旅のしおりとして活用できるノートです。

私は毎回、【森リトリート】体験の前日までに『Aarni Time”Forest”』を書き、
当日は安心安全にスケジュールを順番にクリアしていく方法をとっています。

暑さ対策⑤|💺こまめに休憩をとる

森の中に入ると、清々しい気持ちでリラクゼーションを体験できるので、
止ることを忘れて先へ先へと進んで行きたくなります。

森の中は、丁寧に舗装されている道は少なく、
今回訪れた「散在ガ池森林公園」も自然の景観を残した散策路でした。

 

【森リトリート】体験の意義として、五感をフル活用することができる
ということが挙げられます。

普段の生活の中で、主に視覚に頼っている現代人にとって、
森の中は聴覚や嗅覚、触覚などの感覚を自然と開ける環境なのです。

触覚には、足の裏の感触も含まれ、
自然のままの道は私たちの五感を刺激する要素のひとつです。

でも、普段アスファルトの道に慣れている私たちにとって、
落ち葉がたっぷり降り積もったふかふかの土や、
樹の太い根が張りだした道、古い枝が落ちていたり丸太が横たわっている道を歩くことは、
意外と足を疲れさせます。

それに、森の中は平坦な道だけではありません。

上り坂があったと思えば下り坂があり、
緩やかな上りの次に急な上りが長く続いたり。

この「一定ではない道のり」も、足の感覚を多く使います。

森の中はどんどん先へ先へ進みたくなりがちですが、
途中で休憩をとることも忘れずに。

無理をしないためにも、事前に森の中で行うプログラムを
時間単位で設計しておくと良いでしょう。

ito therapy のセルフセッションである【森リトリート】は、
森の中で行う運動や行動をA.P.(アーニープラクティス)と呼んでいます。

効果的なA.P.についてはこちらの記事でご紹介しています。
ぜひあなたの【森リトリート】にも加えてみてください。

【森リトリート×脳科学】森の中ではどう過ごすのが効果的?|「Aarni Practice(A.P.)」4つのアクション

🛀 帰宅後はゆっくりお風呂に浸かる

暑さで消耗した体は、思いのほか疲れています。

適度な疲労感は、その日の【森リトリート】を
より充実した体験にしてくれますが、
せっかく森で癒されても、その疲労が蓄積しては本末転倒です。

家に帰ったら汗をシャワーで洗い流したり、
ゆっくり湯船に浸かってリラックスタイムを過ごしましょう。


今回のタイムスケジュール

当初は朝一で出発する予定でしたが、
あえて午後14時に出発することにしました。

それは、午後の森を体験したいと思いついたから。

普段私は【森リトリート】を設計するとき、
大抵は午前中から一日かけてプログラムを組み立てます。

ですが今回は「夏の【森リトリート】」ということで、
時間帯を普段よりあえて遅くしました。

当日のスケジュールは以下の通りです。

午後2時 鎌倉到着
「パンとエスプレッソと。由比ヶ浜店」でランチ

午後3時 大船駅からバスで20分ほどかけて「散在ガ池森林公園」へ

午後5時 バスで大船駅へ

半日もないくらいの短い時間でしたが、
充分に満足できる体験でした。


知っておきたいアレコレ|「散在ガ池森林公園」はこんな場所

「散在ガ池森林公園」へは大船からバスで行きます。

「今泉不動」で降りると北口付近に到着します。

「散在ガ池森林公園」の北口は門があり、門が開いている時間は以下の通りです。

一方、南口は門がありません。

北口と南口

最寄りのバス亭は「半僧坊下」で、徒歩数分で到着します。

私は北口から入り、「のんびり小径」をまっすぐ進んで南口から出て、
そのままバス亭へ向かいました。

「散在ガ池森林公園」の特徴

私が実際に歩いてみて感じたことをご紹介します。
以下を参考に装備品や時間帯の検討をなさってください。

① 起伏が激しめ

「散在ガ池森林公園」は平坦な道が少ない印象でした。
少し歩いたらすぐに急な登り坂、また少し歩いたら今度は下り、というふうに、
アップダウンがある森です。

また、足下が舗装されている箇所とまったくされていない箇所があり、
さらに非常に幅が狭い道(かどうか分からないような箇所も)あるため、
雨の日はもちろん、雨の翌日や寒い冬の時期も足下が心配です。

足腰に自信がない方にはおすすめできないと感じました。

その分、運動の負荷という面ではとても良いと思います。
実際私も早歩きや20秒ダッシュなどのA.P.(アーニ・プラクティス)を実践しました。
しっかり汗もかき、下半身の強化にもなって、
清々しい疲労感を得ることができました。

②人がいない

「散在ガ池森林公園」で、私は1時間半ほど過ごしましたが、
その間誰にも出会いませんでした。

静かで自分一人だけの時間が過ごせることはとても良い点です。

しかし、万が一何か起きた場合を想像すると、若干不安になりました。

もちろん管理事務所があり、そこに繋がる電話番号もあるので、
いざとなったら連絡はできますが、
午後から森へ入るときは予め時間配分を決めておくことをおすすめします。

必ず管理事務所と連絡がつく時間の範囲内で【森リトリート】を行うこと。
これは鉄則です。

③リスに会える

「散在ガ池森林公園」の園内にはリスが頻繁に姿を見せてくれます。
私はリスと鳥が追いかけっこをしている様子を見かけました。

ただ、『リスに注意』と書かれた立て看板もあったので、
もしかしたらいたずら好きなリスなのかもしれません。

私にとってはリスは非日常のひとつでしたので、
【森リトリート】の醍醐味を味わうという点では貴重な体験でした。

④意外と広い

地図にあるように、北から南へ向かって散策できる道が走っています。
途中、ベンチもあちこちにあり、ゆっくりと森を感じる時間を過ごせます。

午後の傾いていく太陽と、少しずつ下がっていく気温を感じながら、
自分のペースで道を進んでいくと、
いつの間にか時間が過ぎていることに驚きます。

森の中には園内の地図が各所に表示されているのですが、
よくある「今自分がどの辺りにいるか」を示す「現在地」の表示はありません。

たとえば北口に向かって歩いている場合、
ついつい心地よくて森の中でくつろいでしまうと、
閉門時間を過ぎて外へ出られなくなる可能性があります。

そうなると南口へ引き返さなければなりません。

また、夏でも夕方になれば森の中は暗くなります。
足下も見えにくくなり、しかも歩きにくい箇所もあるため、
時間配分にはくれぐれもご注意ください。


鎌倉|『パンとエスプレッソと。』で過ごした〈me time〉

今回の【森リトリート】は、初めての「ランチ先行型」で設計してみました。

いつもは【森リトリート】体験後にランチというのが普通なのですが、
午後から始まる【森リトリート】ということで、
今回は先に『パンとエスプレッソと。』へ行きました。

(候補に挙げていたumi cafeは普段の営業スタイルではなかった?ようで、今回は利用しませんでした。)

『パンとエスプレッソと。』由比ヶ浜店は、古民家を改装して作られていて、
なんとも風情のある店内でした。

客席はこちら☕

お客さんが往き来する階段とは思えないほど急勾配な階段が印象的でした。

いただいたランチプレートはこちら🥐

ベーコンやソーセージのボリュームも満点で、
これから体験する【森リトリート】のためのエネルギー補給には丁度よかったです。

また、【森リトリート】は非日常もコンセプトのひとつです。

この日はオーツミルクのカフェラテを初体験。
さっぱりしていて飲みやすく、お気に入りがひとつ増えました。


おわりに

いかがでしたか。

夏の【森リトリート】体験も、工夫次第でとても有意義なワークにすることができます。
森の中でしっかり運動して、汗をかいて、そして充分に休息をとる。

この体験の後、私は翌朝の目覚がとてもスッキリしていたことを覚えています。
ああよく寝た!という満足感とともに目覚めた朝は、格別です。

あなたもぜひ、夏の【森リトリート】を体験してみてください。
きっと新しい気づきや発見が待っているはずです。




note連載中|森リトリート入門④でも、夏の【森リトリート】について書いています。
こちらもぜひご覧ください。


 

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