日常を客観視すると”脳が静まる”|【わたしをもてなす『ハーモのワーク』】を科学的に検証してみた

【ハーモのワーク】× 脳科学

はじめに

「なんか最近、頭が重い。」
「感情はあるのに、言葉にできない。」
「何かが引っかかっているけど、何かわからない。」

最近、そんな声をよく耳にします。

考えすぎているわけではないのに、なんとなくずっと忙しい感じがする。
心の中がごちゃごちゃしていて、整理がつかない。

そんな時は、「脳が休めていない」サインかもしれません。

この頃、私の中で「脳科学」が密かなブーム。
先日は【森リトリート】の効果を「脳科学的」に分析した記事を公開したばかりです。

今回は、ito therapy セルフセッション『ハーモのワーク』が、
心のざわつきにどんな効果があるかを調べてみました。

ガイド瞑想とアートワークを通して、「今」の自分の心の声に静かに耳を傾けていく。

このワークは、「脳」と「心」にどんな作用をしているのか。

それを、科学の視点から丁寧に見ていきます。


「ぐるぐる思考」はどこからくるのか|脳の「自動回転」DMNとは

「何もしていないのに、なぜか疲れる。」

それには、理由があります。

私たちの脳は、何もしていないときでも勝手に動き続けています。

この回路を「DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)」といいます。

DMN は、ぼーっとしている時間・移動中・ぼんやりしている瞬間に特に活発になります

そのとき思考に上がってくるのは、多くの場合

「あの時ああすればよかった」という過去への後悔や、
「これからどうなるんだろう」という未来への不安だったりします。

無意識下で、脳はずっと「ぐるぐる」している。

何もしていない日でも疲れる正体のひとつが、この脳のシステムなのです。

「ぐるぐる」から脳を解放するガイド瞑想

『ハーモのワーク』のガイド瞑想は、この DMN の暴走を止めるスイッチになります。

ガイド瞑想とは、いわば心の仮想空間への誘導

目を閉じて、ゆっくりと深呼吸を繰返しながら、
音楽とナレーションに伴走されながら、イメージの世界へ移動していきます。

こうして現実世界のことをいったん「置いておく」ことで、
脳は DMN という自動回転を緩め、深い休息に入れるようになります。

これを心理学では「心理的離脱(サイコロジカル・デタッチメント)」といいます。

日常のストレス源から意識が完全に切り離される、その感覚です。

『ハーモのワーク』では、この感覚を体験することから始まります。


「モヤモヤ」の在りかを探る|日常の自分を外から眺める時間

普段、私たちは「思考モード」で生きています。

良いか悪いか
正しいか正しくないか
できたかできなかったか

そういう評価軸の中で、自分自身を判断し続けています。

たったひとつの選択のときでも、

これでよかったのか
こっちじゃなかったかも
こうすべきだったのかもしれない

そんな揺らぎを抱えたまま進んでいます。

『ハーモのワーク』のガイド瞑想は、
「思考」が作り出す「批評」や「否定」を一時的に休ませ、
「どんなことも肯定する」「どんなことも受け止める」
「感じる心」に切り替える準備運動のような時間です。

それは、外側から自分を眺める目線をひとつ増やすことに繋がります。

自分を外側から見つめる視点が、自分自身の中にセットアップされたとき、
今ここにある「モヤモヤ」がどこからきたのか、
その取り扱い方にアプローチする準備も自然に整います。


自分のことが、自分には見えにくい理由

「自分のことは自分が一番よくわかっている」

誰もがそう思ってはいても、実は自分のことが一番見えにくいもの。
それは、自分を直接見つめようとすると、無意識に心の防衛が働くからです。

うまく答えなければならない。
いい人だと思われたい。
ちゃんとしなければならない。

そんな「評価への恐れ」が、本音の邪魔をしてしまうのです。

自分自身のことを語ろうとすると、どうしても「ブロック」される。

本当はどうしたいのか。
本当は何を感じているのか。

自分一人でその想いに近づこうとしても、真に辿り着くことは難しいのです。
人は誰でも、自分の中の本当の気持ちを、心の奥底に抑えつけるクセがある。

けれど、そんな「本音」に近づくための、アプローチの仕方があります。

たとえば、心理学の「外在化(エクスタナライゼーション)」という考え方。

自分の内側にあるものを、いったん「外の存在」や「外の世界」として扱う方法です。
そうすることで、主観から少し距離を置いた目線が生まれ、
「あ、私はこう感じていたんだ」という気づきが生まれやすくなります。

自分を直接見つめるよりも、「外に置いた何か」を通して見る方が、
かえって深いところまで見えてくることがあるのです。

『ハーモのワーク』は、ガイド瞑想とアートワークを通じて、
この外在化の考え方を自然な形で体験できるように設計されています。

「アート」(描画)という潜在意識からの声と対話しながら、
そこで感じたことを言葉にしていくうちに、
自分の「本当の想い」に寄り添う時間が生まれます。


アートワークで「気づいていく」本当の想い

心理学に、「感情の明確化(Emotional Clarification)」というプロセスがあります。

モヤモヤとした感情は、そのままにしていると言葉にならないまま漂い続けます。

「アートワーク」は、そんな「言葉にならない想い」を目で見える形に変えてくれます

テーマに沿って、ただ感じるままに手を動かしていく。

「アート」といっても、学校の授業で創る作品ではありません。

「アートワーク」は、上手く描くことが目的ではありません。
何を描いたか、伝わるように描くことが目的ではありません。

「今」ここにある心を、ありのままに、思う存分「表現」することが目的です。

そして、その「アート」(描画)と向き合い、丁寧に追っていくことで、
それまで気づいていなかった感情の正体が、少しずつ言葉になっていきます。

「本当はこんな時間がほしかった。」

「こんな気持ちがあったんだ。」

「こんなことを、自分にしてあげたかったんだ。」

モヤモヤの正体が、言葉になる瞬間です。

ito therapy のすべてのセルフセッションには、根本にある約束ごとがあります。

・評価しない
・比較しない
・答えを決めつけない

この3つは、心の防衛をそっと緩めるための合言葉です。

どんな感情も、すべて肯定していく。

「評価しなくていい」と許可が下りたとき、普段は奥の奥に隠れている声が、
静かに浮かんでくるようになります。


おわりに

今回、「脳科学」という学術的な視点で『ハーモのワーク』の有効性が分かりました。

『ハーモのワーク』が目指しているのは、
DMNを鎮め、外在化を通じて自分の声を受け取り、「本音」を受容すること。

『ハーモのワーク』が提供するのは、
日常の中に「自分に還れる場所」と「自分のためだけの時間ー〈me time〉」を作ること。

普段抱えている「ぐるぐる」や「モヤモヤ」に日々悩むことは、もう終り。

「こういう想いをもっているんだ」
そう知ってあげるだけで、不思議と心はすっとほどけていきます。

『ハーモのワーク』は、一度きりで終わるセッションではなく、
「取り組みたい」と思い立ったときにはいつでも、繰り返し行いたいワークです。

こうしたワークを積み重ねていくことで、
「自己信頼」という「揺れても戻れる自分の軸」を育てていくことができます。

忙しくて自分の声に耳を傾ける時間がないビジネスパーソンにこそ、
お届けしたいワーク。

それが、
『~ わたしをもてなす自由時間 ~ ito therapy セルフセッションハーモのワーク』です。


► ハーモのワークの教材・セッションはMOSHから。


『ハーモのワーク』についてはこちらの記事をご覧ください。
ito therapy self session 『ハーモのワーク』~「わたし」をもてなす自由時間~ が完成しました

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