はじめに
「最近、よく眠れていますか」
そう聞かれて、すぐに「はい」と答えられる方は、
実はそう多くないのではないでしょうか。
私自身、仕事や日々の暮らしのなかで、
眠りの質にずっと関心を持ってきました。
そしてここ最近、自分なりの快眠習慣を少しずつ積み重ねています。
この記事では、私が今実践している快眠のための工夫と、
この夏休みに向けて始めようとしているちょっとした実験について
お話ししたいと思います。
もし、あなたが日々の睡眠で満足感が得られていない、
自分の睡眠の質を少しでも上げたい、
そもそもどうすれば快眠を得ることができるのか、
そんな風に思っているなら、
この記事はお役に立てるかも知れません。

私の場合|『快眠のためのベストプラクティス』をご紹介
まず、私が今実践している快眠習慣をすべて書きだしてみます。
特別なことではありませんが、
ひとつひとつが夜の心と身体を静かに整えてくれている、
そんな実感があることばかりです。
- 部屋の照明の明るさを3分の1くらいに落とす(書き物がギリギリできる程度の明るさ)
- 就寝の3時間前までに夕食を済ませる
- 寝る1〜5時間前には入浴する
- 入浴の温度は40℃
- 入浴時の照明も3分の1以下に落とす(書き物はギリギリできない程度の暗さ)
- 入浴時にキャンドルを焚く
- 入浴後は頭を使う行動を避ける
- 枕元にヒノキやスギのアロマを香らせる
- 眠くなるまで待ってからベッドに入る
- 仕事がある翌朝にやることを極力減らす努力をする
光を落とし、香りを整え、身体をゆっくりとほどいていく。
こうして書き出してみると、私にとって夜の時間は、
一日の終わりに自分を労う時間になっているのだと改めて感じます。

残すは“自分に合った睡眠時間”を知ることのみ
こうして快眠のための工夫をひとつずつ重ねてきた私ですが、
ひとつだけ、ずっと分からないままのことがありました。
それは「私自身にとって、本当はどれくらいの睡眠時間がちょうどいいのか」ということです。
自覚としては、4~5時間程度でOK。
そういう体質だと思い込んでいました。
でも、もしかしたら、単に中途覚醒をしているだけなののかも知れない、
そう感じ始めました。
そんな折、睡眠学者・柳沢正史先生(筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 機構長)が
提唱されている「睡眠実験」を知りました。
詳しい理由や実験のやり方については、
こちらのnote記事に書いていますので、気になる方はぜひ覗いてみてください。

個人的なこだわり|この実験を意義のあるものにするために
実験は連続して4~5日間、目覚ましをかけない朝を迎えることが必須。
私のように週5日仕事をしているビジネスパーソンがこの実験をするとなれば、
チャンスは年に数回しかありません。
そんな貴重なチャンスのひとつが、夏休み。
この機会を、なんとなくで終わらせたくない。
そう思って、私は今回、いくつか自分なりのこだわりを持って臨もうとしています。

こだわり①|実験初日は「休みの日の夜」
まず決めているのは、実験を始めるタイミングです。
仕事がある日の夜からではなく、休みの日の夜から実験をスタートしようと思っています。
仕事がある日というのは、どうしても「理想通り」にはいきません。
19時台に夕食を済ませたくても、21時を過ぎることはあるし、
23時までに入浴したくても24時以降になることもある。
そんな「些細な妥協」は、避けられません。
私にとって休日は、日々の「些細な妥協を重ねた生活」をいったんリセットし、
「本来の理想に近い生活」に立ち戻るための時間です。
だからこの実験も、
「本来の理想に近い入眠」つまりベストプラクティスを実践した上で始めたい。
仕事を終えたあとの、疲れが残った状態からではなく、一度体調をきちんとリセットしてから。
「妥協を重ねた整っていない状態」から始めても、
そこで出てくる数字が“本当の自分”を表しているとは思えません。
だからこそ、心と身体がまっさらな状態から始めることに、私はこだわりたいのです。

こだわり②|期間中も自分にとって最適な睡眠状態を維持する
次にこだわりたいのは、
実験期間中も、先ほどご紹介した快眠のためのベストプラクティスを
きちんと実践しながら過ごすということです。
本当に自分に合った睡眠時間を知りたいなら、
快眠できる状態をつくったうえで調べる必要があると感じています。
照明を落とし、入浴の時間や温度を整え、香りに包まれて眠りにつく。
そうして整えた夜の先にある眠りでなければ、意味のある数字は出てこないと思うのです。
また、「本来の理想に近い入眠」を継続していくことで、
自分の心と身体にどんな変化があるのか、
その辺りにも注目していきたいと思っています。

実験を終えた後の違和感も楽しみたい
この実験で私が密かに楽しみにしていることがあります。
それは、休み明け、せっかく整えた身体が「些細な妥協を重ねた生活」に戻ったときに、
どんな違和感を覚えるのか、ということです。
きっと、休み中には気づかなかった小さな変化を感じるはずです。
そしてその違和感こそが、次の課題を見つけるための材料になると思っています。
「どう工夫すれば、日常をベストな状態に少しでも近づけられるか」。
休み明けの自分の身体から、そのヒントをもらいたいと思っています。

夏休みだからこそ、ちょうどいいタイミング
目覚まし時計を使わず、翌朝の予定も気にせず眠れる環境。
これは、毎日働いているビジネスパーソンにとっては、
なかなか日常の中ではつくれません。
でも夏休みの期間なら、それができる。
だからこそ今回、夏休みのタイミングでこの実験を始めることにしました。
普段の生活の中でずっと気になっていた眠りの疑問と、
じっくり向き合うのに、これ以上ないタイミングだと感じています。
今年の夏休みは、半分を「快眠のための実験」に費やす。
睡眠は人間にとって唯一の回復方法だと言われています。
今後の自分自身のベストパフォーマンスを発揮するためにも、
この実験は必須であり、もしかしたら転機にもなり得るかも知れません。

おわりに|眠りを知ることは、自分を知ること
平日は、どうしてもできないことが出てきます。
夕食の時間がずれたり、入浴がゆっくりできなかったり。
でも休みの日なら話は別です。
快眠のためのベストプラクティスを、妥協なく、本気で取り入れることができます。
この機会に、自分が本気で快眠に向き合ったときの眠りを、ぜひ体験してみたい。
そう思っています。
なんとなく眠っていた自分から、自分の眠りを知ろうとする自分へ。
今、私は疲労回復や快眠のための知識を、まさに集めている最中です。
そして集めた知識をただ知るだけでなく、実際に自分の生活の中で実践して、変化を自分自身で実感するようにしています。
こうして積み重ねてきたものを、
2026年の9月頃、あらためてひとつの形にまとめてお届けできればと考えています。
私にとって眠りを整えることは、単なる体調管理ではなく、自分自身をより深く知っていく時間でもあります。
この夏、あなたも眠りにゆっくり目を向けてみませんか。



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