【タロットで自己対話】やさしい解説シリーズ〈3〉|イメージで捉える「タロットリーディング」の仕組み

ito therapy~タロットと過ごす私時間~

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はじめに

タロットリーディングとは、どのようなセッションなのでしょうか。

リーディングはタロットに「問い立て」をすることから始まります。

「問い」というと、「質問」のようなものを想像されるかもしれませんね。

実は、タロットを用いた「自己対話型セッション」は、
タロットに質問をしてその答えを求めるという場ではありません。

この記事では、タロットリーディングを「潜水艇を使った海底探査」にたとえ、
そのイメージや感覚を捉えていきます。

【タロットで自己対話】を行う際、タロットからのメッセージを受け取る感覚が少しでも掴めたら幸いです。


タロットリーディングの全容をイメージで捉えてみよう

「ito therapy session」【タロットで自己対話】は、「心の声を聴く」ワークです。

タロットの世界では、「心」や「感情」を扱うスートは「水」ですね。

そこで、タロットリーディングの舞台を「海」に移してみましょう。

そして、リーディングとはどのようなものなのかということを、「潜水艇の海底探査」を例に解説していきます。

ご自身が広い海に浮かんだ船に乗っていると想像しながら、この記事を読み進めてみてください。

セッションの舞台は「自分の潜在意識」

タロットリーディングとは、自分の「潜在意識」という大海原に「潜水艇」を降ろし、
その海底に「スポットライト」を当てるようなイメージです。

リーディングの舞台が「海」ならば、海面に浮かぶ船に乗っているのが「自分」です。

「自分」の「潜在意識」という大海原に、潜水艇を沈めていくイメージです。

ただし、「海底探査」には準備が必要です。

つまり、「本当に必要なもの」を見つけ出すためには、事前に「潜水艇の機能設定」をする必要があるのです。

これが、タロットへの「問い立て」です。

「潜水艇」の「機能設定」=「問い立て」の関係性を、もう少し詳しく見ていきましょう。

海底探査機「潜水艇」の「機能設定」が重要な理由とは

「潜水艇」には、海底を照らす「スポットライト」と、スポットライトを当てた場所を映す「カメラ」が付いています。

この「潜水艇」を海に放つとき、どれくらいの深さまで沈めるか、スポットライトを当てる範囲はどれくらいにするか、照明の強さはどれくらいにするかといった「機能設定」を事前にしておきます。

この「潜水艇」の「機能設定」が「問い立て」です。

「問い立て」はタロットリーディングの最初の入り口であり、「自己対話」を深めていくにあたって最も重要なポイントです。

「潜水艇」の「機能設定」はとても重要なのです。


「海底探査」におけるタロットの立ち位置とは

「海底探査」をするために「潜水艇」を降ろす「深さ」や、海底のどこにスポットを当てるか、その「大まかな位置」を設定するのは「自分」です。

あらかじめ「スポットライト」の「強さ」を調整しておき、スポットライトを当てる広さ、「範囲」を決めておきます。

タロットは、「自分」が「機能設定」をした「潜水艇」の乗組員です。

「潜水艇」を水平移動させ、海底のどこにスポットを当てるかを決定します。

「潜水艇」が降りる深さが浅すぎると、「スポットライト」は海底まで届きにくい。

「スポットライト」は、強すぎても弱すぎても、海底は見えにくい。

その範囲が広すぎても、狭すぎても、必要なものを見つけにくい。

しかし、たとえそうだとしても、タロットは「潜水艇の機能を変更する」ということはありません。

あくまでも、事前に「自分」が設定した「潜水艇」の深さで、「自分」が調整した「スポットライト」の強さ・範囲内で、「今、必要なもの」を選択します。


イメージで捉える「タロットリーディングの流れ」

「スプレッド」は「心」の一部を映し取った「ひとつの世界」

「潜水艇の機能設定」=「問い立て」の後は、タロットの出番です。

タロットは、「潜水艇の機能設定」の条件下で「潜水艇」を操縦し、
「スポットライト」を当てる場所まで動かして、「ここ」という「必要な部分」を見つけ出します。

タロットが選択したその場所は、
「自分の潜在意識」という大海原の底に無限に広がる世界の「一部分」。

そして、その「一部分」として浮かび上がった世界が「スプレッド」です。

映し出された「世界」と向き合う「自己対話」

「潜水艇」には、海底を明るく照らす照明の他に、その場所を映す「カメラ」が付いています。

そして、「カメラ」はタロットが「ここ」と選んでスポットライトを当てた場所を捉えます。

その映像は、海上に浮かぶ船に搭載されている「モニター」に映し出されます。

船には「自分」が乗っています。

この「モニター」に映し出された映像を、船上の「自分」が見るのです。

ここから、「セッション」が始まります。

「自分の心」という大海原の底の底、無限に広がる「潜在意識」の一部分と向き合う、
「自己対話」の時間です。

リーディングを深めていく

タロットが広い海底から「ここ」と指定して「スポットライト」を当てた、その部分が
「スプレッド」です。

タロットリーディングでは、この「スポットライト」が当たっている部分が、「スプレッド」として目の前に現われます。

その「スプレッド」と対面し、カードのメッセージを感じながら、リーディングを深めていきます。

「スプレッド」という「潜在意識の一部分」を捉えている「潜水艇」の「カメラ」のピントは、
「自分」が操作します。

「モニター」に映し出された世界に焦点を合わせていくと、そこにはさらにいくつかの世界が鏤められています。

それが「スプレッド」に並んだカードの各「ポジション」です。

船の上にいる「自分」は、まずは「スポットライト」が捉えた画像を、その次は画像の中に存在する世界を、「カメラ」のピントを合わせることで見つめていきます。

「自己対話」の探求は、このように「カメラ」のピント調整をする感覚に近いかもしれません。

「カメラ」のピント合っていないと、「モニター」の映像はぼやけてします。

「モニター」の映像がぼやけていたら、その中にあるはずの世界も見えません。

ここの「ピント合わせ」が、 “タロットが伝えるメッセージ” の探求です。

タロットが選択した「ここ」という場所の映像を見て感じること。

さらに焦点を絞って、その場所にある世界を見つめていくこと。

その世界にピントを合わせれば合わせるほど、その世界観を体感できるように、

タロットのメッセージを心で感じ、探求すればするほど、そこから「これ」と感じるものを見つけ出すことができます。


リーディングを深めた先で出会う「気づき」の感覚とは

海面に浮かぶ船の上で、「モニター」越しに「潜在意識の一部分」を見つめ、「カメラ」のピントを合わせながら「その世界」を「心」で感じていく。

この「心で感じるタロットリーディング」を深めていると、ある瞬間に驚くようなことが起こります。

それは、海底に沈めてある「潜水艇」に乗っていたはずのタロットが、船の上まで「これ」を持ってきてくれること。

いつの間にか潜水艇を降り、「ここ」と選択した世界から「これ」を手に取り、直接船に上がって、手渡してくれる。

その突然さ、驚き、そして「これ」を直接手に取ったときの「意外さ」「想定外さ」といった感覚が、タロットリーディングで受け取る「新たな気づき」です。

つまり、「自己探求」を深めることで、タロットが伝えるメッセージがダイレクトに「心」にヒットする、そんな体感を得ることができるのです。


まとめ|イメージで捉えるタロットリーディング

ここまでの内容をまとめてみると、このようになります。

タロットリーディングを「潜水艇による海底探査」にたとえると、

「問い立て」は、

予め沈める深さ・照明の範囲・光の強さを適切に調整した「潜水艇」を、海に浮かんだ船の上から降ろしていくこと。

「スプレッド」は、

「潜水艇」に乗っているタロットが「必要なものがある場所」に「潜水艇」を水平移動し、
その部分に「スポットライト」を当て、それが船上の「モニター」に映し出されたもの。

「自己対話」という「自分の心」と「自分の心」とのセッションは、

「カメラ」のピントを合わせながら、「モニター」に映し出された映像を「心」で感じていくこと。

タロットカードから感じる「自分の感覚」と、自分の中にある「心」のピントを合わせていくようなイメージ。

「カメラ」のピントを合わせれば合わせるほど、自己理解が深まる。

そして、時として、ある特別な瞬間が訪れる。

それは、タロットが直接「これ」を手渡しに来てくれること。

その驚き、感動が「気づき」を得る感覚。

この一連の流れが、「タロットリーディング」です。


おわりに

いかがでしたか。

今回は「潜水艇の海底探査」を例に、「タロットリーディング」の全容を解説しました。

「潜水艇」の「カメラ」が捉えた画像と対面しながら、「カメラ」の「ピント」合わせをしていく。

そのうち、タロットが突然「これ」と船上に「必要なもの」を持って来てくれる瞬間がある。

それまで海底の「潜水艇」に乗っていたタロットが、海底に降りて直に「これ」を取りに行き、
画像を通じてではなく、直接「これ」を手渡してくれる。

この瞬間こそが、「心で感じるタロットリーディング」の醍醐味です。

この感覚が、「気づき」です。

それは、「今」本当に必要な「価値観の変化」。

「気づき」はその瞬間から「新たな道」が始まる合図です。

あなたにもそんな掛け替えのない瞬間が訪れますように。

これからも一緒に「私らしさ」を探求していきましょう。


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