【横浜】『戸部杉山神社』で金運アップ!大黒様とねずみに願う開運参拝レポート

神社参拝レポート

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はじめに

みなさんは、「守護神様」という言葉をご存知ですか。

私が今回『戸部杉山神社』を参拝したのは、私の「守護神様」が大黒様だと知ったからです。

そして、大黒様について調べてみたらこれまで知らなかったことがたくさんありました。

この記事では『戸部杉山神社』と大黒様の魅力を実際の参拝レポートとともにご紹介します。

『戸部杉山神社』の正式名称は『杉山神社』ですが、ここでは親しみを込めて『戸部杉山神社』と表記します。
📝あなたの「守護神様」はこちら👇

『戸部杉山神社』境内

鳥居をくぐると右手に御神木がそびえ立っています。

緑豊かな境内には鮮やかな朱色の社殿が鎮座し、その手前両脇に「回転福ねずみ」と称されたねずみの像が据えられています。

神社の名物「願掛け狛鼠」、通称「回転福ネズミ」は大国主命(大黒様と同神)を救った鼠にちなみ、右手に小槌を持った鼠の石像がオス・メスの対になって設置されています。

📝一番わかりやすい「古事記」はこちら👇

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『戸部杉山神社』御由緒

境内にある石碑にはこのように記されています。

武蔵杉山神社由緒

御祭神 太己貴神(おおなむちのかみ)

欽明天皇の御宇(ぎょ)酉丑(とりうし)年秋九月二十日創祀。
当社は古来杉山大明神と稱し、武蔵國橘樹郡二十三社の内に列し延喜式内の古社にして、古の杉山郷に鎮座し給うを以て此の稱あり。
往古は杉山本宮とも稱し、其の所傳によれば往昔人皇二十九代欽明天皇の御宇、當國の住人榎本某、瑞夢に依りて當地に奉齋し、其の後、社運次第に隆盛に赴き、朝野の尊崇を受けしが、其の後戦亂等に依り衰微し、遂に祭典も中絶し、神寶神體等も失われたりと傳う。
其の後、里人等相計りて舊に復せんことを謀り、偶々近郷より神體を奉遷して以て再興を圖るに至り、祭典も舊に復し、社殿の改修等屡々に及び今日に至る。
神徳の宏大なること、往昔を偲ぶに足る。
例祭 九月二十日
崇敬者一同 謹書

―現代語訳は以下の通りー

武蔵杉山神社の由来

ご祭神は、「大己貴神」(おおなむちのかみ)です。

当社は、欽明天皇の御代(6世紀中頃)の酉丑の年(西暦推定540年頃)、秋の9月20日に創建されたと伝わります。
古くから「杉山大明神」と呼ばれ、武蔵国橘樹郡二十三社の一つとして、延喜式神名帳に記された由緒ある古社です。

この地はかつて「杉山郷」と呼ばれており、その名に由来して「杉山神社」と称されました。
古くは「杉山本宮」とも呼ばれており、伝承によると第29代欽明天皇の時代に、この地に住んでいた榎本氏が神託(夢のお告げ)によりこの神様をお祀りしたのが始まりです。

その後、神社は次第に栄え、朝廷や民衆からも厚い信仰を受けましたが、戦乱などの影響で衰退し、一時は祭礼も絶え、神宝やご神体も失われたと伝えられています。

しかし、後に地元の人々が相談し、再興を決意。近隣の神体を迎えて祭祀を再開し、社殿の修復も何度も行われ、現在のような形に至っています。

神様のご神徳(力や恵み)は非常に大きく、昔の隆盛を思い起こさせるものです。

例祭(最も重要なお祭り)は毎年9月20日に行われます。

崇敬者一同 敬意をこめて記す

📝大己貴神(おおなむちのかみ)

大国主命(おおくにぬしのみこと)とも呼ばれ、国造りの神、縁結びの神、医療・農業・商売繁盛の神など多くのご利益がある。(詳細は後述)

📝延喜式内社

平安時代の「延喜式」という法典に記載された格式ある神社で、古来より重要視された神社。

📝神社が一時衰退したのは、戦国時代などの戦乱期である可能性が高い。


御祭神とご利益

主祭神:大国主命(おおくにぬしのみこと)

御利益:金運・仕事運・商売繁盛など、具体的なご利益

(詳細は後述します)


「ご利益スポット」体験レポート

御神木|放ち続ける壮大なエネルギー

御神木とは神様が宿る霊木です。

こちらの御神木は幹のおよそ半分がえぐられたような形状にもかかわらず、空高くそびえ立っています。

その姿を見つめるだけで、自然の偉大なる力を感じました。

そして一見痛々しく見えるその様子ではあるものの、不思議と心に安心感が広がっていきました。

回転福ねずみ|力強く掲げられた小槌は「福を呼び込む象徴」

📒回転福ねずみの作法
男性は右側のオスの像を時計回りに女性は左側のメスの像を反時計回りに台座ごとそっと一回転させながら願いを込める。

私は私の家族や周囲の人々の幸せを願いながら回しました。
同じ時間に参拝に来ていた方々も、順番に各々回していました。

御朱印

『戸部杉山神社』の御朱印帳、御朱印にはねずみの絵柄が配されています。

「金運アップ」に縁深い生き物は蛇や龍を始めたくさんあげられますが、ねずみもまた「財が増える動物」といわれています。

2025年は「金運アップ」の開運行動をするのにふさわしい年。
『戸部杉山神社』で購入した御朱印帳がねずみ柄だったことは、私にとって特別な出来事でした。
今後の神社巡りの必需品としたいと思います。

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大黒様とは|歴史的な視点から見る「神」としての成立

大黒様(大黒天)」は、現在では「福の神」「台所の神」「金運の神」として知られていますが、その信仰の成立には日本古来の神と、外来の神との融合が関わっています。

起源は古代インドにまで遡り、もともとは戦闘や財宝の守護神である「マハーカーラ(大黒天)」がルーツです。
これが仏教の伝播とともに中国を経て日本に伝わり、平安時代頃には密教において崇拝されるようになります。

日本では「大国主命(おおくにぬしのみこと)」との音の類似から次第に習合が進み、室町時代頃には両者が同一視されるようになります。
これにより、大黒天は仏教の守護神であると同時に、日本神話の神でもあるという「神仏習合」の代表例となりました。

江戸時代には庶民信仰の対象として広まり、「七福神」の一柱として福徳・五穀豊穣・家内安全の象徴となります。
この時代以降、米俵の上に立ち、大きな袋と打ち出の小槌を持った「福の神」としてのイメージが定着しました。

つまり、大黒様は「神仏習合」「文化的翻訳」の過程を経て、長い時間をかけて現在の福徳神へと形作られてきた存在です。
その信仰の背景には、時代ごとの社会的ニーズや人々の価値観の変遷が色濃く反映されています。


ねずみ|金運との意外なつながり

大黒様の使いとされる「ねずみ」は、神話上の逸話とともに、金運アップの象徴としても広く信仰されています。

なぜ「ねずみ」が金運と関係しているのか。
その背景には、以下のような視点があります。

繁殖力=「増える」ことの象徴

ねずみは非常に繁殖力の高い生き物で、「増える」「絶えない」「継続する」という性質が、金銭や富に通じると考えられてきました。
このため、江戸時代以降の商人層を中心に「財が増える動物」として親しまれてきたのです。

食糧庫の守り神としての存在

米蔵や穀倉を荒らすねずみではありますが、逆に「ねずみが住む=穀物が豊富にある証拠」として解釈されることもあります。富の蓄積を象徴する場所に現れる存在として、ねずみは一種の豊かさのバロメーターとされたのです。

大黒様の「打ち出の小槌」との関連

大黒様が持つ「打ち出の小槌」は、振ることで財や福を呼び寄せるとされます。
この打ち出の小槌を咥えるねずみの置物は、縁起物として知られ、特に商売繁盛や宝くじ運アップの御守として人気があります。


アクセス

・住所:横浜市 西区 中央1ー13ー1

・最寄り駅:京浜急行「戸部駅」から徒歩7分


おわりに

『戸部杉山神社』は、地域に根づいた穏やかな空気のなかで、静けさと力強さを併せ持ち歴史と信仰が丁寧に受け継がれている神社でした。

私が参拝に上がった日は常に数名の参拝客が境内にいる状態でした。
また、境内に入らずとも鳥居の前でお辞儀だけして行く人の姿も。
そんな様子を見かけるたびに、『戸部杉山神社』がこの地に住まう人々にとって親しみ深い存在であることを感じました。

今回、大黒様とねずみという古来の信仰に触れながら、金運や商売繁盛の祈願だけでなく、「自分を整える時間」にもなる参拝となりました。

回転福ねずみに願いを込めたり、御神木を見上げながら深呼吸するひとときは、日々の忙しさを忘れさせてくれる癒しの時間でした。

そして、御朱印帳にまで込められた“福”の象徴は、まさに日常の中にある小さな開運のヒント。

『戸部杉山神社』は訪れる人々の願いをやさしく受け止めてくれる、あたたかな神社です。

神社巡りが好きな方はもちろん、金運アップを願う方、そして静かなパワースポットを探している方に、ぜひおすすめしたい神社です。


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