☪この記事はPRを含みます
はじめに
タロットの「スプレッド」とは、タロットカードを並べる配置のことです。
スプレッドには、カードの位置ごとに意味があります。
それぞれのカードが創り上げる配置の成り立ちを知ることで、「心で感じるタロットリーディング」をより深めることができます。
この記事では、そんなタロットのスプレッドについて、やさしくわかりやすくご紹介します。
基本的な構造や名称を、一緒にひとつずつ見ていきましょう。
タロットを通して「自己対話」の時間を大切にするための第一歩として、ぜひお役立てくださいね。
スプレッドの「中身」と「問い立て」
スプレッドは単なる「カードの並び」ではなく、それぞれの位置や配置に意味が込められています。
ここでは、その「中身」に注目して、どのようにスプレッドが成り立っているのかを見ていきましょう。
1. スプレッドとは?
スプレッドはカードを展開する「配置図」です。
カードの並びは、そのセッションの「大きなテーマ」を現したものです。
その配置のひとつひとつには役割があり、そこにカードを置くことで『問いへの答え』が目に見える形になります。
2. ポジションとは?
ポジションとは、スプレッドの中に置かれたカードの「配置」です。
いわばカードの「座席」のようなものです。
その席にはあらかじめ “問い” を設定します。
たとえば『この席は現状を現す』『この席は未来の可能性を現す』というように、ポジションごとにもテーマがあります。
3. スプレッド全体の「テーマ」と「問い立て」
タロットでは、スプレッド全体のテーマがあります。
つまり、ただ漠然とカードを引くだけではなく、あらかじめ “どんな問いを投げかけるか” を決めておくのです。
自分でスプレッドを組み立て、問い立てを行う場合、スプレッドのタイトルがセッションの「テーマ」になります。
たとえば『今の私が実現できる未来』というタイトルのスプレッドだとしたら、
これがセッションの「テーマ」です。
「テーマ」はそのセッションにおける「大きな問い」(自己対話の入口)です。
そして、『今の私が実現できる未来』について探求するために、ポジションごとに「問い」を設定します。
たとえば、『現状』『顕在意識』『潜在意識』『きっかけとなること』『未来』といった具合です。
このように、ポジションに「問い」を設定することを、「問い立て」といいます。
4. スプレッドは「心の地図」
セッションの「テーマ」を決め、スプレッドや問い立てを考えるということは、
「自己対話」をする前の準備です。
そのセッティングはタロットリーディングにおいてとても重要なステップとなります。
あるテーマを掲げて「問い」を立て、並べたカードはあなたの「心の一部」です。
そのスプレッドを「心」で感じていくリーディングは、まるで自分の心を探究する旅のようなもの。
テーマへの「気づき」を求めて、スプレッドという「心の地図」を広げて旅をする。
そんなイメージでスプレッドを作り、問い立てを設定していくと、心に寄り添ったセッティングができるでしょう。
「問い立て」の立て方についてはこちらの記事をごらんください。
やさしい解説シリーズ〈2〉|!!超重要!!「問い立て」の設定方法とは
慣れるまでは「ito therapy オリジナルスプレッド」を使って
最初から複雑なスプレッドに挑戦するよりも、はじめはシンプルでやさしい形から慣れていくのがおすすめです。
「ito therapy session」【タロットで自己対話】では、ひとりでも「自己対話」を深めることができる「ito therapy オリジナルスプレッド」をご用意しています。
まずはこちらを使って「心で感じるタロットリーディング」を重ねてみていください。
きっと、「自己対話」が深まるにつれて「自分で問い立てをしたい」という想いが芽生えるはずです。
おわりに
カードを並べることは、あなたの「心の旅」のはじまりです。
スプレッドは、カードと自分自身の対話をつなぐ大切な橋渡しです。
まずは基本的なテーマから始めて、少しずつその奥深さに触れてみてください。
「自己対話を通して心の声に耳を傾ける」――そんな時間が、きっとあなたの日々を豊かにしてくれるはずです。
🌙タロットを本格的に学びたい方はこちらから
🌙星よみに興味がある方はこちらから
コメント