【タロットで自己対話】やさしい解説シリーズ〈1〉|『スプレッドの構造』と『問い立ての設定』

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はじめに

タロットの「スプレッド」とは、タロットカードを並べる配置のことです。

スプレッドには、カードの位置ごとに意味があります。

それぞれのカードが創り上げる配置の成り立ちを知ることで、「心で感じるタロットリーディング」をより深めることができます。

この記事では、そんなタロットのスプレッドについて、やさしくわかりやすくご紹介します。

基本的な構造や名称を、一緒にひとつずつ見ていきましょう。

タロットを通して「自己対話」の時間を大切にするための第一歩として、ぜひお役立てくださいね。


スプレッドの「中身」と「問い立て」

スプレッドは単なる「カードの並び」ではなく、それぞれの位置や配置に意味が込められています。

ここでは、その「中身」に注目して、どのようにスプレッドが成り立っているのかを見ていきましょう。

1. スプレッドとは?

スプレッドはカードを展開する「配置図」です。

カードの並びは、そのセッションの「大きなテーマ」を現したものです。

その配置のひとつひとつには役割があり、そこにカードを置くことで『問いへの答え』が目に見える形になります。

2. ポジションとは?

ポジションとは、スプレッドの中に置かれたカードの「配置」です。

いわばカードの「座席」のようなものです。

その席にはあらかじめ “問い” を設定します。

たとえば『この席は現状を現す』『この席は未来の可能性を現す』というように、ポジションごとにもテーマがあります。

3.  スプレッド全体の「テーマ」と「問い立て」

タロットでは、スプレッド全体のテーマがあります。

つまり、ただ漠然とカードを引くだけではなく、あらかじめ “どんな問いを投げかけるか” を決めておくのです。

自分でスプレッドを組み立て、問い立てを行う場合、スプレッドのタイトルがセッションの「テーマ」になります。

たとえば『今の私が実現できる未来』というタイトルのスプレッドだとしたら、
これがセッションの「テーマ」です。

「テーマ」はそのセッションにおける「大きな問い」(自己対話の入口)です。

そして、『今の私が実現できる未来』について探求するために、ポジションごとに「問い」を設定します。

たとえば、『現状』『顕在意識』『潜在意識』『きっかけとなること』『未来』といった具合です。

このように、ポジションに「問い」を設定することを、「問い立て」といいます。

4. スプレッドは「心の地図」

セッションの「テーマ」を決め、スプレッドや問い立てを考えるということは、
「自己対話」をする前の準備です。

そのセッティングはタロットリーディングにおいてとても重要なステップとなります。

あるテーマを掲げて「問い」を立て、並べたカードはあなたの「心の一部」です。

そのスプレッドを「心」で感じていくリーディングは、まるで自分の心を探究する旅のようなもの。

テーマへの「気づき」を求めて、スプレッドという「心の地図」を広げて旅をする。

そんなイメージでスプレッドを作り、問い立てを設定していくと、心に寄り添ったセッティングができるでしょう。


「問い立て」の立て方についてはこちらの記事をごらんください。
やさしい解説シリーズ〈2〉|!!超重要!!「問い立て」の設定方法とは


慣れるまでは「ito therapy オリジナルスプレッド」を使って

最初から複雑なスプレッドに挑戦するよりも、はじめはシンプルでやさしい形から慣れていくのがおすすめです。

「ito therapy session」【タロットで自己対話】では、ひとりでも「自己対話」を深めることができる「ito therapy オリジナルスプレッド」をご用意しています。

まずはこちらを使って「心で感じるタロットリーディング」を重ねてみていください。

きっと、「自己対話」が深まるにつれて「自分で問い立てをしたい」という想いが芽生えるはずです。

「ito therapy オリジナルスプレッド」については別の記事でご紹介します。

おわりに

カードを並べることは、あなたの「心の旅」のはじまりです。

スプレッドは、カードと自分自身の対話をつなぐ大切な橋渡しです。

まずは基本的なテーマから始めて、少しずつその奥深さに触れてみてください。

「自己対話を通して心の声に耳を傾ける」――そんな時間が、きっとあなたの日々を豊かにしてくれるはずです。


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