【ito therapy session】紹介記事〈5〉|「グループセッション」 ”自分以外の視点” の意義とは

ito therapy session

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はじめに

ito therapy session には、
個人で取り組むワークのほかに、
少人数で行う 「グループセッション」 があります。

グループといっても、誰かと比べたり、特定の意見を出し合う場ではありません。

ここで起こるのは、

“自分以外の視点から受け取る、気づきの循環” です。

1人では辿りつけなかった理解が、他者の世界と交差することで開いていく。
その瞬間はやさしく、深く、あたたかいものです。

この記事では、なぜグループで行うと「気づき」が強くなるのか、その仕組みをわかりやすく解説していきます。


こちらの記事は「【ito therapy session】の紹介記事」第一弾です。
ito therapyについてご興味のある方はもちろん、普段セッションワークを提供している方にも役立てていただけたら幸いです。

1|自分の視点だけでは気づけない領域がある

私たちは普段、自分の物語・価値観・癖・経験を通して世界を見ています。

つまり、この世界はたったひとつではなく、そこに生きる「個人の数だけ世界がある」のです。

誰もが自分だけの価値観をもっているからこそ、
自分一人では気づくことができない事があります。

自分の視点だけで内面を見ようとすると、どうしても“盲点”が生まれるのです。

しかし、他者の言葉・表情・気づきに触れた瞬間、
まるで光が差し込むように、自分の世界の一部が照らされることがあります。

【 グループセッションは「見えにくい心を照らし合う」】

  • 誰かの気づきが、自分の心を代弁してくれる

  • 他者の物語が、自分の過去の整理を促す

  • 他者の視点が、自分の思考の停滞をほどく

  • 自分が当たり前と思っていたことが、特別な価値になる

このように、
ひとりでは触れられなかった新しい視点に出会えること
それがグループセッションの力です。


2|安心・安全な場だからこそ受け取れる「気づき」

グループセッションでは、「感じた心」のシェアを行います。

このシェアの時間がグループセッションの最も大事な時間のひとつです。

他者の言葉を聴き、また他者へ自分の感じた心を伝えるためには、
そこが安心・安全な場である必要があります。

ito therapyの「安心・安全な場づくり」は、以下のように共有されます。

《自由な心を育む安心・安全な場づくり》

セッション中に見たもの、聞いたことは当人の許可なく絶対に口外しません。

自分の感情も仲間の感情も全肯定し、認めていきます。

自分の気持ちを相手に伝えるときは「~と感じました」と伝えます。

セッションを開始する前に、参加者全員がこれらを約束します。

そのため、

  • 誰もジャッジしない

  • 比較が起こらない

  • 他者の世界は、自分へ侵入してこない

  • 誰かの言葉を奪うことも、奪われることもない

という場が生まれます。

この “干渉のなさ” は、人が安心して気づきを受け取るためのもっとも重要な土台です。

グループセッションは、
心理的安全性が保たれる状態で、他者の言葉が静かに自分の心へ届く場 なのです。


3|他者の存在は「自分の本音への道しるべ」になる

人は、自分に関係のない話を聞いたときに「なぜか」心の奥で反応することがあります。

  • 無意識に涙が出る

  • 不意に胸が反応する

  • 理由なくその言葉が刺さる

これは、
他者の言葉が “あなたの本音をノックした” サイン。

グループセッションでは、誰かの気づきを受け取ることで、
自分の内側の深い場所に通じる “鍵” が見つかることがあるのです。


4|他者の世界と混ざらない “独立した光の循環” が起こる

ito therapy は「私のイメージの世界」で行うセルフセッションです。

それは、セラピストと1対1で行うセッションでも、セラピストと複数の人数で行うグループセッションでも同様です。

セッション中は各々がそれぞれの「自分の世界」に存在し、誰かが自分の世界に踏み込むことはありません。

ワークでシェアする個々人の「気づき」も、混ざり合うようでいて決して侵食しません。

他者は他者、自分は自分。

その健康的な “境界線” が明確に引かれています。

ito therapyセッションでは、各々「自分という本質」が確立され、
だからこそ、他者とのシェアも健全に取り交わすことができるのです。

この「他者との健全な境界線」は、実社会でも重要な感覚です。

「健全な境界線」は「私らしさを守る」心の防波堤。

この感覚を日常でも引き継いでいくことで、必要以上に他者へ干渉したり、まるで自分のことのように他者の想いを背負うことがなくなります。

ito therapyのグループセルフセッションは、こんなふうに現実社会の縮図のようでもあるのです。


6|グループセッションは新たな角度から見つめる「自己理解」

タロットやアートワークなどのサポートツールなく、ひとりで内観していると、
ときに迷路のように行き詰まることがあります。

しかし、他者の視点が加わると、「気づき」は一気に加速します。

📒他者の存在が加速させるもの

  • 自己理解

  • 感情の整理

  • 過去の意味づけのリセット

  • 未来のイメージ

  • 「私らしさ」の再確認

そこにいる仲間たちの価値観が、まるで暗いトンネルに突然灯るライトのように、
自分の世界に予想外の道を通す ことがあるのです。


おわりに

グループセッションは、
誰かと比べたり、評価し合う場ではありません。

誰かの光が、あなたの世界の片隅をそっと照らしてくれる場です。

そしてあなたの光も、誰かの世界を静かに照らします。

その循環の中で、
あなたの「私らしさ」はより深く、やさしく輪郭を取り戻していきます。

次の〈6〉の記事では、ito therapyの核心である“幼い頃の自分とのつながり”
について、丁寧に解説していきます。



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