【ito therapy session】紹介記事〈２〉｜”私へ還る”「気づき」のセッションワークとは？

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はじめに

ito therapy session において、もっとも重要な核となるのが 「気づき」 です。
気づきは目に見えるものではありませんが、人生の選択や感情の扱い方に深く影響し、
“本来の私へ還る” ための確かな道しるべとなります。

この記事では、「気づき」とは何か、なぜ人生を変える力を持つのか、
そして ito therapy session がどのように気づきを生み出していくのかを、体系的に解説します。

1｜「気づき」とは、心の静かな変容である

ito therapy における「気づき」は、心の奥のより深い次元にあります。

「気づき」は「心の奥で静かに起こる変容」です。

それは言葉で説明する前に、
「なんとなく、そう思う」「理由は言えないけれど、そう感じる」
という 感覚的な認識 として先に現れます。

この「なんとなく」、 “感覚としての気づき” は、
自分の内側に存在していた答えがふっと姿を見せる瞬間であり、
誰かに教えてもらうものではありません。

2｜なぜ「気づき」が人生を変えるのか？

「気づき」が人生を動かすのは、
それが 思考や行動の土台そのものに働きかける からです。

「気づき」は、価値観のアップデートを引き起こすきっかけになります。

人は、無意識のうちに「こうでなければいけない」という
思い込みやルールを抱えています。

心の奥の声を聴き、新たな「気づき」が生まれると、このルールが静かに書き換わります。

• “本当はこう感じていたんだ”

• “私はこの選択をしていいんだ”

• “もう自分を縛らなくていいんだ”

この新たな価値観が、自分自身の心に許可 を出します。

この許可が降りると、行動の方向、選ぶ未来、人との関わり方が自然に変化していきます。

つまり、
気づきは「自分の本質へ舵をきるプロセス」。
「なんとなく」を素直に受け取り、「真の心の声」を受け取って行くだけで、
現実は静かに動き始めるのです。

3｜“気づき” は ”私らしい世界” への布石

自分の内側から生まれた「気づき」は、自分だけの財産 になります。

これは大げさな表現ではありません。

しかしこの大切な「気づき」は、ともすれば一瞬で消えてしまう”はかなさ”があります。

だからこそ、日頃からそれを受け取ることに慣れておく必要があるのです。

ito therapy session の目的は、自分の気づきへアクセスすること。
そして、その「気づき」を直感的に受け取る感覚を養うことです。

セッションを始める前に宣言する

・直感を大切にします

・私はすべてを受け入れます

・私の感じる心を大事にします

という心の設定によって、「気づき」という宝物は自然と心の中に集まってきます。

そして、セッションが終わったあとも、「気づき」は日常の中で静かに育ち続けます。

4｜気づきは“安全な場”で育つ

「気づき」は、心が安心して開いた状態のときに最も自然に生まれます。
ito therapy session は、評価・否定・分析から距離を置いた、
「安心して自分に触れられる場」 をもっとも重視しています。

• 良い・悪いの評価がない

• 感じた心＝正解

• 他者と比較されない

• その場でシェアしたことは口外されない

こうした安心・安全な環境を共有するからこそ、心的防御がゆっくりとほどけ、
心の奥にある “本当の声” が表面に出てきやすくなります。

「気づき」は、安心の上にだけ芽を出す。
このセオリーを踏まえ、ito therapy は丁寧に場を整えてワークを進めます。

5｜ito therapyで気づきが生まれる仕組み

ito therapy session の流れは、
「気づき」が自然に生まれる構造を意図的に持っています。

そのプロセスは、

① 受け取る心を設定する

→ 心の表面のざわつきを落とし、深い層へアクセスする準備をする。

② イメージの世界へ入る（ガイド瞑想）

→ 思考ではなく“感じる層”に意識が移り、潜在意識に触れやすくなる。

③ 出会う・見つける・感じる（自己理解）

→ 内側の自分、幼い頃の自分、本音の感情を受け取る。

④ 言葉やアートで可視化する（定着）

→ 気づきが曖昧なまま終わらず、日常で扱える情報になる。

この4ステップを通して、
「気づき」は表面的な理解ではなく、
心の深い層に根づく “体感を伴う変容” へと育っていきます。

6｜気づきがもたらす変化はとても静かで、確実

「気づき」による変化は目に見える・手に取るように感じるといったものではありません。
しかし、自分の内側で起こる静かな変化は、何よりも信頼性が高く、確実で持続的です。

なんとなく降りてくる「気づき」を受け取って行くことで、

・理由が分からない不安が減ってくる

・選択肢に戸惑わなくなる

・行動力が上がる

・自分の気持ちが分かりやすくなる

・心の揺れに飲まれなくなる

・他者との境界が健やかになる

など、こうした変化が少しずつ積み重なり、
ある日ふと、

「あ、前とは違う生き方をしている」

と改めて気づく瞬間が訪れます。

ito therapy session の目的は、
この “ 確かな心の変容 ” を自分自身の力で育てていくことです。

おわりに

“気づき” は、人生に光が差し込むような瞬間です。
その光は小さくても、確実に未来の方向を変えていきます。

ito therapy session は、
あなたの内側にすでにあるその光を見つけ、
未来へつなげるための時間です。

次の〈３〉の記事では、
タロットとアートを用いた “感情の可視化プログラム” についてご紹介します。