『心で感じるタロット』|「占いではない」【自己対話】のためのタロットリーディングとは

【タロットで自己対話】セルフセッション〈me time〉

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はじめに

「ito therapy session」【タロットで自己対話】は、一般的な占いとは性質が異なるものです。

「ito therapy」 におけるタロットを用いたセルフセッションのテーマは、
「心で感じるタロットリーディング」です。

この記事では、タロットを用いた「ito therapy セルフセッション」において大切なポイントをご紹介します。

あなたの「自己対話」の時間がより有意義な体験となるよう、お役立ていただけたら幸いです。


「ito therapy session」心で感じるタロットリーディングとは

タロットカードは難しい。

キーワードが多すぎて覚えきれない。

そんな声をよく聞きます。

せっかく覚えても、いざリーディングになると
「この場面ではどう読めばいいの?」と戸惑ってしまう。

そんな経験はありませんか?

「ito therapy session」【タロットで自己対話】で行うリーディングは、
キーワードを丸暗記して読み解いていく方法は使いません。

「ito therapy」 は、「私らしさを探求する自己対話型セッション」です。

教本などに載っているキーワードを頼りにするのではなく、自分自身の「心で感じていく」。

タロットは目に見えない「心」を映し出すツールです。

カードが放つ空気感・温度感・質感を「心」で感じ取っていくことで、
タロットが真に伝えたいメッセージを受け取ることができるのです。

それが、「心で感じるタロットリーディング」なのです。


なぜ「心で感じるタロットリーディング」なのか

「ito therapy session」のプログラムでは、タロットやアートを用いたワークを体験しながら、

「真の自分」の声を聴く時間を過ごします。

タロットで行うセルフセッションも、「自分の心と対話をするワーク」です。

だからこそ、あらかじめ決められたキーワードを「心」に当てはめるようなリーディングはおすすめしていません。

タロットは自分自身の心の声。

中でも、タロットが汲み出してくるのは、「自分一人では気づき得ない」心の声です。

「心」の声は、「心」で感じ取る。

それでこそ、「私らしさ」を探求する「ito therapy session」が実現できるのです。


「心で感じるタロットリーディング」を行う際の「心得」とは

セラピストが着かない【タロットで自己対話】では、どうしてもリーディングに迷ってしまう瞬間があります。

そんなときの道しるべになるのが、これからご紹介する 「4つの心得」

この4つを意識しておくことで、カードが伝えるメッセージをより自然に、そして自分らしく受け取れるようになります。

★1★ セッションを充実させる4つの視点

【タロットで自己対話】をするとき、実際にそこに居るのは「自分ひとり」ですが、
実はその場に「4つ」視点が存在しています。

この視点の捉え方は、セルフリーディングにおいてとても大切な観点ですので、
ぜひ意識してみてください。

🌟 第1の視点:「自分」

そのセッションを行う自分自身、タロットの読み手です。
タロットの声を聴き、内なる自分と対話をする役割があります。

🌟 第2の視点:タロット

読み手が自分自身では気づくことができない意識を可視化します。
この視点は読み手の意識の深い部分にスポットを当て、「今」必要な意識だけを汲み出して具現化する役割があります。

🌟 第3の視点:「自分」とタロットを繋ぐ自分

タロットのメッセージを「自分」に伝える役割をします。
タロットの真のメッセージを受け止めるためにとても重要な視点です。

🌟 第4の視点:その場を俯瞰する自分

そのセッションを俯瞰し、見守る役割をします。
この視点があることで、第1の視点である「自分」が安心してセッションに臨むことができます。

★2★ 直感を大切にする心持ち

タロットリーディングでは、「心」が感じたことがすべて正解です。
カードから伝わるメッセージは、第一印象を大事にしましょう。
そのカードから受け取るインスピレーション、そのとき感じた「心」にフォーカスします。

直感は「心の奥底からくる大切な閃き」です。

そして、それは非常に繊細で「気づきにくい」感覚です。

だからこそ、リーディング中に「ふと」思いついたこと、「なんとなく」気になったことを、つぶさに受け取っていきましょう。

直感を受け取らないリーディングは、
心の奥にある「本当の声」に気づくチャンスを逃してしまします。

カードのメッセージから受ける直感を大切にすることで、タロットとの信頼関係を築いていくことができます。

それは同時に、「自分自身との信頼関係」を築くことにもなるのです。

★3★ 自由な想像力

タロットリーディングは、柔軟な発想で、あらゆる角度と可能性を広げていく。

これでいいのかな?と思わなくていい。
こう思うべき、と決めつけなくていい。

「ito therapy session」は自由なイメージの世界です。

タロットをリーディングする際は、「自分だけの自由な世界」で、思う存分カードの世界を感じ、堪能してください。

★4★ 誠実に向き合う姿勢

タロットと誠実に向き合うことは、自分と誠実に向き合うこと。

自分自身の心を大切にすることに繋がります。

タロットの言葉を丁寧に受け取ることは、自分自身の心の声に、丁寧に耳を傾けるということ。

リーディングでは、タロットの声と真摯に向き合うことを心がけましょう。

この姿勢は、日常でも役立ちます。

【タロットで自己対話】を重ねるごとに、普段から自分の心に誠実に向き合うという意識が定着していくでしょう。

⚠ タロットリーディングをするときに気をつけたい心持ちとは

リーディングの際気をつけたいのは、「自分に都合のいい解釈」。

タロットから聴きたいのは、「真の私が伝えたいメッセージ」です。

たとえその場では都合のいい解釈をしても、「有意義な自己対話」の実現には繋がりません。

また、タロットを「いい加減に読む」ということは、自分の「心」をないがしろにしていることと同じです。

並んだカードを「こういうことってことにしよう」と受け流してしまっては、自分の内なる声まで無視することになります。

誠実にカードを読むことは、自分の心と丁寧に対話し続ける姿勢であり、
その積み重ねが、「私は私の気持ちをちゃんと聴いている」「私は私を裏切らない」
という確信へと変わっていきます。

タロットと築く信頼関係は、「自己信頼」を構築するきっかけにもなります。
ぜひ、タロットとは誠実に向き合っていきましょう。


第2の視点|”タロットの伝え方” を知ろう

【タロットで自己対話】を行う際、その場にある4つの視点。

その内のひとつが、第2の「タロットの視点」です。

タロットはいわば「ito therapy session」の参加者のひとり。

【タロットで自己対話】はセルフセッションですが、自分以外の3つの視点と一緒に行うグループセッションのようなイメージです。

そんな「一参加者」であるタロットは、読み手である「自分」に向けて、どのようにメッセージを伝えてくるのでしょうか。

実際のリーディングにおけるタロットの「性質」や「立場」から、そのイメージを掴んでいきましょう。

タロットは『必要充分な選択』をする「合理主義者」

タロットは私たちの問い立てに対して「必要充分」なことを伝えてきます。

「この件に関しては、このカードで」といった具合です。

その「意見」に、無駄はありません。

そのカードです。以上。

それ以上でも以下でもありません。

タロットが「このポジション」に「この向き」の「このカード」で伝えるメッセージは、

つまり、このカードがすべてということです。

「言いたいこと」はそのカードにすべて凝縮されているのです。

だからこそ、そのカードの意図を満遍なく感じ取っていく必要があります。

タロットは『今必要な選択』をする「潜在意識の代弁者」

あなたは「潜在意識」という言葉を聞いたことがありますか。

「潜在意識」は、私たちが自分自身では気づくことができない意識の領域です。

タロットはそんな「無意識」の中から、「今」の自分に必要な「意識」を選別して目の前に浮かび上がらせてくれます。


なぜカードの意味を「体感」するのか

当ブログサイトでは、【タロットで自己対話】を行うための「カード解説シリーズ」を公開しています。

記事では、カードの意味合いを言葉で組み立てるのではなく、その世界観を〈体感する〉といったアプローチ方法をご紹介しています。

ここでは、なぜタロットカードの世界観を〈体感〉しておくことが重要なのか、その理由をお伝えします。

「心」のメッセージは「心」で受け取る

タロットを学ぶとき、多くの人がカードの「キーワード」を暗記しようとします。
でも、リーディングの場で大事なのは、当てはまりそうな言葉を並べることではありません。

【タロットで自己対話】を行う目的は、「自分自身の心の声を聴くこと」です。

タロットが見せる「心の声」は、カードのキーワードから探っても聴くことはできません。

タロットが伝えるメッセージは、「心で感じる」。

その上で、「感じた心」を自分なりに言語化する。

この流れが「心で感じるタロットリーディング」です。

リーディングは「タロットの世界観」を共有しておくことから

日本人が日本語で自然に会話をするように、
タロットの声を聴くときも「その世界の言語=感覚」を知っておくことが大切です。

私たちは普段誰かと会話をするとき、
相手の雰囲気や言葉遣い、今何を感じ、どんなことを考えているのか、そんな風に「言葉」とは別に「感覚」も使ってコミュニケーションを図りますね。

映画を観たり、音楽を聴いたりするときも、私たちはまず「意味」を分析するよりも、
その場に漂う「雰囲気」や「感情の動き」を感じ取ろうとします。

それは、タロットセッションにおける「コミュニケーション」も同じこと。

ただし、もちろんタロットは言葉を話しませんし、その場に「居る」わけでもありません。

そこで必要なのが、「タロットの世界感を体感しておくこと」です。

まずはタロットカードという世界を、そしてそこに存在するカードたちの世界観を、
頭で言葉として記憶するのではなく、体感として感じておくことが重要なのです。

そして、リーディングの際はカードを言葉で説明しようとするのではなく、
そこに描かれた世界観を 体で感じることから始めます

空気感や温度、人物の心の動きに触れるようにカードの世界を感じ取っていくのです。

そうすることで、カードの声は言葉以上に自然と心に届いてきます。

「タロットの世界を体感しておく」とは、タロットと自分の心が同じ言語で会話できるようになるための準備なのです。

「タロットの世界観を感じておく」とはどういうことか

ここまでお伝えしてきたように、タロットカードが持つ意味=キーワードとして覚えただけでは、本当の意味でタロットと意思疎通をはかることは叶いません。

では、どうすれば「タロットの世界」を体感することができるのでしょうか。

「タロットの世界」は、「大アルカナ」が創る世界と、「小アルカナ」が創る世界があります。

そして、この両方に共通する要素として、「四大元素」という概念があります。

「四大元素」は、「タロットの世界を創る元」であり、「この世界を創る元」でもあります。

まずは、この「四大元素」や、それらを象徴する〈スート〉の世界観を〈体感〉することから始めましょう。

「四大元素」や〈スート〉が織りなす世界を体感として理解できたら、「大アルカナの世界」と「小アルカナの世界」に触れていきます。

78枚のカード一枚一枚の世界も同じように、五感で感じながら理解を深めておきます。

こうした準備が整った上でリーディングをすると、

カードに描かれている世界や人物の心の動きが自然と心に伝わり、
思考よりも先に「心で理解」することができます。


「心で感じるタロット」|スプレッドが奏でる世界を読む

実際のリーディングでは、スプレッドに7~10枚ほどカードが並びます。

これらのカードを読んでいくとき、そのスプレッド自体を「ひとつの世界」として捉えていきます。

この「世界」を捉える上で、タロットの世界感を「体感しておく」という準備が生きていきます。

〈スート〉が醸し出すエネルギーとは

〈スート〉とは、「四大元素」の象徴です。

ウェイト=スミス版タロットでは、火を「棒(ワンド)」に、水を「杯(カップ)」に、
風を「剣(ソード)」に、地を「硬貨(ペンタクル)」に置き換えています。

カードに描かれている「棒」は、実際に燃えているわけではありません。

「火」という物質が放つ勢いや温度、情熱といった「雰囲気」の”象徴”として、「火」を灯す松明である「棒」を「火」と結びつけたのでしょう。

この世界観を受け取るとき、私たちは物質を読むのではなく、その奥にあるエネルギーを感じ取っていくのです。

たとえば、〈ワンド〉の「2」を見てみましょう。

この絵は、ただ棒に片手を添えて立っている人に見えるかもしれませんが、
「火」の〈スート〉の視点で見れば、「やりたいことが芽生えて、その一歩をどう踏み出すかを考えている人」のように感じられます。

このように、タロットの世界に触れるとき、〈スート〉が醸し出すエネルギーを体感として受け取っておくことはとても大切な体験なのです。



「心で感じるタロットリーディング」の流れ

ここでは、実際にリーディングを行うときの流れをご紹介します。

リーディングの際は「心に感じたこと」をメモしておくことをおすすめします。
リーディング中も、後で見返したときも、きっと必要な「気づき」に繋がります。

「ito therapy session」【タロットで自己対話】を始める前の準備や終わりのワークなどの詳細はこちらの記事でお伝えしています。ぜひごらんください。
「ito therapy session」【タロットで自己対話】リーディング実践編〈1〉

①全体を見る

そのセッションで展開されたスプレッドは、「ひとつの世界」と捉えます。
まずは、そのスプレッド全体の世界を見渡していきます。
どんな風に「その世界」を感じていくのか、いくつか例を挙げてみます。

・雰囲気を感じる

どんな感じがするか。
そこはどんな世界なのか。
そこからどんなことが起こりそうか。
そこはどんな心地がするか。

・色味から感じる

その色はどんな感じがするのか。
なぜそう感じるのか。

・出ているスートから感じる

そのスートがあることで、どんな感じがするのか。
なぜそう感じるのか。

・出ている大アルカナ、その枚数から感じる

大アルカナの枚数や出ている大アルカナから感じること、なぜそう感じるのか。

・その他、展開されたスプレッドから感じることを、自由に感じていく

②気になるカードを見る

スプレッド全体から「その世界」を感じたら、次はその中でも「なんか気になるな・・」と感じるカードを見てみます。

そう感じるのはなぜなのか、何が心惹かれるのか、自分に問い立ててみましょう。

③並んでいるカードを一枚ずつ見る

設定した位置(ポジション)と、そこに出たカードが伝えるメッセージに耳を傾けていきましょう。
タロットが、そのポジションにそのカードで伝えてくるということを念頭に、自分なりに探求していきます。

④カード同士の関係性を見る

カードを個別に見た後は、カードとカードの関係性を見ていきます。

この場に同時に出たカードには「必然性」があります。

スプレッドは「ひとつの世界」です。
ここに並んでいるカードは個々に存在しているのではなく、「このカードの隣にあること」、
「このスプレッドでこの位置に出たこと」というように、確固たる意味があります。

そんなカード一枚一枚が発するエネルギーとともに、カード同士が醸し出す「呼応」も受け取っていきましょう。

⑤最後に全体を見渡す

ここまでのリーディングで得た気づきも含め、この盤面に並んだタロットからのメッセージを自分の心に落とし込んでいきます。

最初に感じたインスピレーションと、セッション後の印象に変化があったかもしれません。

心に感じた「私らしさ」の種が、少しだけ芽吹いているかもしれませんね。

セッションで感じたことは、どんなことでもメモしておくこと。

それは、「私の心を受け取った」という目印にもなります。


【タロットで自己対話】の具体的な手順や実例についてはこちらの記事をごらんください。

📗リーディングの全体的な流れを解説しています。
「ito therapy session」【タロットで自己対話】リーディング実践編〈2〉🔜ただいま執筆中
📗実際に展開したスプレッドのリーディングを解説しています。
「ito therapy session」【タロットで自己対話】リーディング実践編〈3〉🔜ただいま執筆中


【タロットで自己対話】は、「心で感じる」〈me time〉

今回ご紹介した「4つの心得」や「心で感じるリーディング」の考え方は、
〈me time〉シリーズの基本となる考え方です。

タロットカードを読む上で大切なのは、
キーワードの暗記よりも一枚一枚のカードを「心で感じる」こと。

「体感」としてそのカードのメッセージを「心」に刷り込むようなイメージです。

それぞれのカードの世界を心に浸透させておくことで、タロットのメッセージをより深く受け取りやすくなります。


いつでも、タロットと誠実に向き合っていこう

タロットと「誠実に向き合う」ということは、

自分を甘やかすことでもなく

まして厳しく裁くことでもなく

都合よく解釈することでもない

タロットが伝えるメッセージを丁寧に受け取る姿勢。

いい加減なリーディングは、自分の心を無視すること。
流すような読み方をすると、自分の声を見捨ててしまうことにもなりかねません。

【タロットで自己対話】を行う際は、その都度まっすぐに向き合いましょう。

そうすることで、「私はちゃんと私の声を聴けている」という感覚が根付いていきます。


おわりに|【タロットで自己対話】〈me time〉をあなたへ

【タロットで自己対話】をする〈me time〉は、本当の自分に還るための時間です。
それは、「今」ここにある「心」を見つめる時。

「心で感じるタロットリーディング」は、自己信頼を育む大切な時間です。
〈me time〉は、あなただけの「私時間」。

そんな大切な時間に、タロットはそっと寄り添ってくれる良き相棒となるでしょう。



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