【タロットで自己対話】「小アルカナ」〈スート〉の世界観|《 ソードの世界 》を徹底解説

【タロットで自己対話】タロットカード解説〈小アルカナ編〉

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はじめに|小アルカナの世界へようこそ

タロットカードには、「大アルカナ」と「小アルカナ」というふたつの物語があります。
大アルカナが「魂の成長物語」「人生の大きなテーマ」を語るなら、
小アルカナは「日常の物語」「今ここで起きていること」を丁寧に映し出してくれます。

小アルカナには、ワンドカップソードペンタクルという四つの〈スート〉があります。
それぞれが異なるエネルギーを持ち、独自の世界を描き出していきます。
そしてそれらは、火・水・風・地の「四大元素」(=エレメント)と深くつながっていて、
カードに流れる雰囲気や展開の性質を感じるうえで、重要な鍵になります。

この記事では、タロットの世界を“体感する”ことを大切にする
『ito therapy』の視点から、小アルカナのスートが描く世界観をお届けします。

タロットの意味を単なる知識として覚えるのではなく、
それぞれのスートが紡ぐ物語を感じ取りながら、
その世界に流れる空気や温度を、じっくりと“体感”していきましょう。

小アルカナのスートに込められた、奥深いメッセージにそっと耳を澄ませて。

今回は「小アルカナの世界」第四弾、《 ソードの世界 》です。


 ソードの世界をのぞいてみよう

こちらは小アルカナ〈ソード〉のカードです。

〈ソード〉は「風」のエレメントと関連しています。

📗各スートとエレメントの関係性はこちらの記事をごらんください
▶「四大元素」について確認する🔜📖

「風」が吹き抜ける静かな高原。
遠くを見つめて、思考を巡らせる時間――

《ソードの世界》は、そんな「頭で考える」「言葉で表す」ことにまつわる領域です。

ここでは、個人が現実をどう理解し、それをどんな言葉で表現し、その先でどんな選択をするか。

そして他者へ向けて何をどう伝えるか、関係性の中でどう決断していくか。

そんな、人生の方向を左右する「判断」や「決断」が迫られています。


ソードはなぜ「風」なのか?

「ソード」というのは「剣」のことです。

「剣」というと馴染みがないかもしれませんが、現代に置き換えると「刃物」のことです。

「刃物」は紙を切ったり野菜を切ったり、日常で普通に使用する道具ですね。

けれど昔は身を守るために人を傷つける道具でもありました。


この〈ソード〉と「風」は、一見、まるで無関係のようですね。

両者の関係性を、「風」の性質から見ていきましょう。

「風」は目に見えないけれど、確実に存在し、あらゆるものを動かす力を持っています。

「風の便り」と言うように、「風」は「情報」を運んできます。

現代ならば、SNSも「風」の領域です。

「風」が運ぶ「情報」は、正しいことだけとは限りません。
時には間違っていることも含まれます。

また、「風」が地上を吹き抜けるように、「情報」も瞬く間に拡散するという性質があります。

例えば「間違った情報」が拡散したら、どうなるでしょうか。

「情報」は人の役に立つこともあれば、人を傷つけることもある、いわば「諸刃の剣」。

役に立つ一方で危険が伴うという点で、「剣」との関連性が分かりますね。

ソードの緊迫感

《ソードの世界》には、取り扱いには充分注意が必要な「剣」の存在が常に横たわります。

この世界では、センシティブな事柄を扱うがゆえに、その分厳しさも付きまといます。

あくまでも「論理的な思考」を用い、「知識を使って物事を判断」していきます。

その思考や判断は時に厳しさをもって下され、真実を見つめようとします。

ソードの世界を感じる

ここでは、《ソードの世界》を体感してみましょう。

時間の流れ|スピーディーかつ判断重視

〈ソード〉の時間感覚は早く、正確性も伴います。

「決断」の速さ

即決・即断の「判断力」重視。
現状に対して正しい選択をスピーディーに行うことが求められます。

「情報」の速さ

テレビやSNSなどの「知識」は、光の速さで伝わります。

感情|「客観」「切り分け」「冷静さ」

〈ソード〉は、感情に流されることを好みません。

「コミュニケーション」を司るスートではあるものの、自分と他者との間には確実に一線引いています。
《ソードの世界》では、現状を一歩引いて見つめるような、冷静さを保つスタンスです。
正しい判断の基に思考し、その状況を言葉にして整理し、頭の中で”切り分けて”理解していきます。

人との関わり方|「議論」「対話」「距離感」

《ソードの世界》は、「言葉」を使って他者と関わります。
共感よりも、正確さや論理、原因や物事が起きた背景の分析などを大切にするため、距離感が生まれることもあります。

その一方で、厳しさが付きまとう「剣」を下ろした時には、ユーモアを楽しむ一面も。

また、あまりにも他者から受け取る情報量が多すぎると、キャパオーバーになることもあります。


知性を武器に世の中を渡る〈ソード〉の賢さ、誠実さは、人との関わりの中で「自分自身を戒める心」から。

それは時に他者へも向けられるため、ともすれば「冷酷」「冷血」とも捉えられがちですが、扱う領域がそれだけ危険だということです。

常に気を張っていなければ、無意識に誰かを傷つけてしまう。

それが《ソードの世界》なのです。


おわりに|続きはあなたのイメージの世界で

いかがでしたか?
《ソードの世界》は、思考言葉判断決断が交差する「風」の世界でした。

風の流れ、切れ味、透明さ、冷たさ――
そんな感覚を手がかりに、あなた自身の中にある〈ソード〉と「風」のつながりを自由に探ってみてください。

この記事は、『ito therapy』の視点から見たソードの世界を一つの切り口としてお届けしたものです。
ここから先は、あなた自身の思考や感覚で、【 ソード×「風」】の世界と向き合ってみてくださいね。


小アルカナの世界を自由に旅しよう

これで、四大元素に対応する小アルカナの〈スート〉すべてをご紹介しました。

どの〈スート〉にも、あなたの中に通じる感覚があるはずです。
それぞれの世界観を体感しながら、タロットカードのリーディングがさらし深まっていくことでしょう。


その他のスートの世界もぜひ体感してください

►【 ワンド×「火」】の世界を見てみる🔜📗
►【 ペンタクル ×「地」】の世界を見てみる🔜📗
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