【タロットで自己対話】「小アルカナ」|世界観を徹底比較!「体感」で捉える〈スート〉の世界

【タロットで自己対話】タロットカード解説〈小アルカナ編〉

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 はじめに|「小アルカナ」4つの〈スート〉を感じてみよう

タロットカードの「小アルカナ」には、4つのスート(ワンド・カップ・ソード・ペンタクル)があり、それぞれが独自のエレメント《四大元素》と結びついています。

この記事では、4つのスートの世界観を感覚で比較できるように、
それぞれの価値観や時間感覚の違いについても解説していきます。



〈スート〉比較|湿・乾 × 冷・熱 の世界観

【湿】:感情・共感  ←→ 【乾】:理性・実利
【冷】:冷静・受容  ←→ 【熱】:衝動・情熱

【熱】×【乾】:〈ワンド〉
► 熱く燃える衝動や意志、個の直感が乾いた炎のように燃え上がる世界。

【熱】×【湿】:〈カップ〉
► 感情や愛情の流れ、共感や癒しのエネルギーが熱を帯びて濡れた世界。

【冷】×【湿】:〈ソード〉
► 冷静に言葉や情報を受け取りながら、風のように思考が巡る世界。

【冷】×【乾】:〈ペンタクル〉
► 冷静に積み重ねられる現実的な豊かさ、安定と実利の世界。

※なお、このマトリクスは「ito therapy 」的な考え方をもとにしたものです。
伝統的な配置や他の解釈も存在します。
リーディングの際は読み手の感覚にあわせて、柔軟に活用してくださいね。

〈スート〉比較|価値観・時間感覚

〈ワンド〉 :「正しいかどうか」
► 今ここ、個の衝動と挑戦・瞬間瞬間の行動と熱狂

〈 カップ〉:「愛おしいかどうか」
► 過去から未来へつながる感情 ・ 感情の連続性、記憶と共感の循環

〈 ソード 〉:「おもしろいかどうか」
► その時々の真実や論理の変化 ・情報の流れに敏感、思考の瞬間的切り替え

〈ペンタクル 〉:「利用価値があるか」「心地よいかどうか」
► 積み重ねた成果と現実の形 ・過去から現在に至る確かな積み重ね


〈スート〉比較|個人の在り方・他者との関わり方

〈ワンド〉:「私は、偉い!」
► 一緒に動き、刺激し合い巻き込む

〈カップ 〉:「私は偉いと思われているか?」
► 深く共感し、寄り添う

〈ソード〉:「私が偉い理由」
► 論理的に話し合う・時と場合で距離をとることも

〈ペンタクル〉:「これがあるから、私は偉い。」
► 継続的に協力し、築き上げる


〈スート〉比較|内面の問いかけ

〈ワンド〉: 「私は何に突き動かされているか?」

〈カップ〉: 「私は何を感じ、誰とつながりたいか?」

〈ソード 〉:「私は何が真実で、どう選択するか?」

〈ペンタクル〉: 「私はどんな現実を築いているか?」


Aceで比較|4つの〈スート〉はじまりのきっかけとは

未来へ向けた想いから始まる〈ワンド〉と〈カップ〉の世界

未来から手が伸びている〈ワンド〉と〈カップ〉

► ワンド・・「現実的」な準備よりも「今」の想い、未来へ向けたビジョンを大事にする

この「情熱」が〈ワンド〉の世界を引っ張っていきます。

► カップ・・「未来への期待」が始めるきっかけになる

この「感情」が〈カップ〉の世界を満たしています。

過去からの積み重ねから始まる〈ソード〉と〈ペンタクル〉の世界

過去から手が出ている〈ソード〉と〈ペンタクル〉

► ソード・・積み重ねてきた「情報」や「知識」があるから決断できる。

この「判断力」や「決断力」をとりまく制限が〈ソード〉の世界を縛ります。

► ペンタクル・・積み重ねてきた物質的価値をベースに物事を始める。

この「価値観」が〈ペンタクル〉の世界を構築します。


おわりに

4つの〈スート〉は、それぞれがまったく異なるリズムや温度を持っています。

「体感」で比べてみることで、カードの意味を超えた〈スート〉ごとのエネルギーに触れ、
心でよむコツが少しずつ掴めるでしょう。

タロットは、ただ意味を覚えるものではなく、心で感じていくものです。
まずはこの記事を参考に、〈スート〉ごとの世界観をじっくり味わってみてください。

その体験が、カードをより深く受け取るための確かな土台となっていきます。


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