はじめに
この記事では、「ito therapy session」 の一環である【森リトリート】や【タロットで自己対話】などのワークを重ねる中で、日々「私らしさ」を探求する私自身が、日頃心に感じたことを綴っています。
みなさまの人生にとって、ほんの少しでも何かのヒントになるフレーズが見つかりましたら幸いです。
「私らしさ」の住人になろう
ある夜、帰り道でふと降ってきた言葉です。
私は「ito therapy session」を通して「私らしさ」を探求する人を応援すると共に、
私自身も「私らしく」生きることを目標にしています。
そして、その目標に少しずつ「実感」が加わってきている、そんな今日この頃です。
「私らしく」生きるということは、どういうことか。
今回は、最近の私の「実感」についてお話しします。
他人の目は「視界の外」
まず1つ目は、” 誰かの目が気にならなくなる “ということです。
「自分」は、「誰かの目から見た自分」ではなく、「自分は自分」という視点。
これは、単に自己中心的ということではなく、
自分の殻に閉じこもるということでもなく、
誰の意見も受け入れない姿勢とも違っていて、
たとえば、「世界はひとつとそれ以外」といった感覚です。
「私が生きる私の世界」と、「それ以外の世界」。
「私らしく」生きていると、世界は2つに分かれているということに気づくのです。
一見、この考え方は「その他の世界から孤立している」というふうに見えるかも知れません。
「ひとつとそれ以外の世界」は、まるでしゃぼん玉のように透明な膜に包まれている、そんな光景をイメージしてみてください。
人は、たった一人では生きていけません。
だから、どうしても孤立のしようがありません。
だからこそ、人が真に「私らしく」生きるということは難しいのです。
「ひとつとそれ以外の世界」。
このふたつの世界は、別れてはいるけど、常に隣り合わせ。
しゃぼん玉のように、くっつくときもあれば、ふわふわと離れていることもある。
ふたつの世界は、隣り合わせだけど、独立している。
そう、「孤立」ではなく、「独立」。
「私らしい世界」とは、「それ以外の世界」に依存しているのではなく、それひとつで「自立」しているのです。
「選択」は自由という心持ち
「私らしさ」の世界から見つめる「その他の世界」は、
「見たいもの」「聞きたい音」「触りたい物」「味わいたい物」だけを手に取ればいい。
反対に、「私らしさ」の世界の外からは、
「見たいもの」「聞きたい音」「触りたい物」「味わいたい物」だけを受け入れたらいい。
その選択権は、「私自身にある」というスタンス。
もちろん、いつでもそれが叶うわけではないでしょう。
けれど、少なくとも、
誰かに見栄を張りたくてとか、誰かに良く思われたくてとか、自分を犠牲にしてとか、そんなことを基準に選択するのは、「私らしさ」という世界からはかけ離れています。
あくまでも「自分」主体で選択し、行動していくということ。
誰かのために何かをするとしても、「私」に対して誠実であることが大切です。
「私らしい」ということは、「自由」ということ。
「私」に何を課すかも「自由」です。
ただし、その根本的な考え方が、「誰かの視点」「誰かの思想」であるならば、それは「私の自由」とは異なるものでしょう。
「楽」「軽」「緩」の心地よい世界
誰かから見た私は、私ではない。
「私」という世界の自分は、
こんなにも楽チンで、自由で、軽やかで
「私」という世界は、こんなにも広くて、伸びやかで、制限がない。
とにもかくにも、居心地が良い。
これが、最近の私の体感です。
「私らしさ」というこの世界は、私だけの特別な世界であり、
それはつまり、「ito therapy session」でイメージする「itoの森」そのものでした。
イメージの世界が現実になる。
これまで「ito therapy」で重ねてきたワークが、まさに現実に活かされているのです。
「itoの森」が集まる世界
ここで補足です。
「ito therapy」のワークは、「itoの森」という架空の森で行うセッションです。
ワークを行う前に、参加者のみなさんに「itoの森」というそれぞれの「自己対話をする森」にいるとイメージしていただくのです。
グループセルフセッションであっても、みんなそれぞれの「itoの森」にいる、そんなイメージです。
「itoの森」は、イメージの世界。という大前提のもと、セッションを始めていきます。
イメージの世界では、私たちは普段よりも「自由」になれます。
何を考えても、どんな表現も、すべて肯定していくのが「ito therapy session」です。
そんなイメージの世界で繰り広げられる自由な自己対話は、真の「私らしさ」に出会うきっかけになります。
私が今、現実の世界で実感し、体感している「私らしさの世界」とは、まさにこの「ito therapy session」の世界観です。
人はみんな「私らしさ」の世界で生きていて、「私らしさの住人」どうしが時に関わり、時に離れ、自分らしい選択のもとに行動していく。
楽チンで、自由で、軽やかで
広くて、伸びやかで、制限がない。
とにもかくにも、居心地が良い。
そんな「私らしさ」を、今日も今日とて探求する人々を、私はこれからも応援していきたいです。
おわりに
今回は、「私らしさの世界」についてお話ししました。
「私らしい」ってどういうこと?とイマイチその実感がない方、その感覚が掴みにくいという方へ、参考になればうれしいです。
「私らしさの世界の住人」になると、この世界が今よりもっと楽しく、生きやすくなります。
これからもそんな「私らしく輝く人生」を一緒に探求していきましょう。
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