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はじめに|タロットは自己対話に最適なツール
「ito therapy session」で行うタロットリーディングは、
いわゆる「当てる」「占い」ではありません。
まして、未来を予言するためのものでもありません。
では、何を目的にタロットを使うのかというと、「自己対話」のためです。
タロットは「自分の心の内側を目に見えるようにしてくれるツール」です。
「ito therapy session」【タロットで自己対話】は、そんな「自分の心の代弁者」のようなタロットの視点を借りて、自分一人では気づくことができない「心の声」を聴いていきます。
この記事では、「自己対話」のためのタロットリーディングの流れをお伝えしていきます。
自分の「本当の気持ち」を知り、自分が「本当に望む未来」を叶えていくために、
【タロットで自己対話】セルフリーディングをはじめてみましょう。
リーディング中の4つの視点|タロットは第2の視点としての役割
セルフリーディングでは、こちらの「4つの視点」を意識します。
🌟 第1の視点:「自分」
🌟 第2の視点:タロット
🌟 第3の視点:「自分」とタロットを繋ぐ自分
🌟 第4の視点:その場を俯瞰する自分
タロットは「第2の視点」の役割です。
読み手が自分自身では気づくことができない意識を可視化します。
この視点は、読み手の意識の深い部分にスポットを当て、「今」必要な意識だけを汲み出して具現化する役割があります。
タロットは読み手の心の奥底から、「今必要な意識」を汲み出して見せてくれるのです。
【タロットで自己対話】|はじめる前の準備も丁寧に
「ito therapy session」【タロットで自己対話】はあなたの「心」を扱うワークです。
リーディングを行う場所選びや環境作りから、丁寧に準備しましょう。
セッションの「はじまり」や「おわり」のワークなどについて、詳細はこちらの記事をごらんください。
「ito therapy session」【タロットで自己対話】リーディング実践編|環境・セットアップから完了まで
また、「ito therapy session」におけるタロットリーディングの「心得」についても詳しくお伝えしています。
有意義な「自己対話」のために、一度こちらの記事で確認してください。
『心で感じるタロット』|「占いではない」【自己対話】のためのタロットリーディングとは
リーディングの4つの視点についてもこちらの記事でお伝えしています。
ぜひごらんください。
【タロットで自己対話】|リーディングの手順とポイント解説
リーディングに入る前の環境が整い、「はじまり」のワークを終えたら、いよいよリーディングに入ります。
タロットリーディングの手順
1)問いを立てる
タロットリーディングにおいて、「問い立て」はとても大切な部分です。
タロットで「自己対話」をはじめるときは、最初に「スプレッド」を作ります。
スプレッドには大きな「テーマ」があります。
そして、そのスプレッドを構成するカードのポジションごとにも、「テーマ」を設定します。
「問い立て」とは、カードのポジションごとに「テーマ」を設定することです。
「スプレッドの構造」と「問い立て」の基本はこちらの記事を確認してください
やさしい解説シリーズ〈1〉|『スプレッドの構造』と『問い立ての設定』
やさしい解説シリーズ〈2〉|!!超重要!!「問い立て」の設定方法とは
こちらの記事では「タロットリーディング」を「海底探査」に例えて解説しています
やさしい解説シリーズ〈3〉|イメージで捉える「タロットリーディング」の仕組み
2)カードを「カット」「シャッフル」する
「カット」というのはいわゆる「切る」という所作です。
トランプを切るようにタロットカードを切ったり、テーブルの上でシャッフルします。
「シャッフル」とはテーブルの上で混ぜることです。
シャッフルはどうやってもOKです。
毎回適当に混ぜるのではなく、ひとつの決まりとしておくとよいでしょう。
たとえば左回りに混ぜる、とか、右回りに混ぜる、とか。
「カット」も「シャッフル」も、自分の気が済むまでやりましょう。
心が落ち着いたら、カードをひとつにまとめます。
この時も、揃えるときは左回りとか、右回りとか、決めておくと良いでしょう。
これに加えて、最後に上から3等分にして上下から積むなど、終わりのパターンも決めておくと良いでしょう。
4)カードを並べる(スプレッドを展開)
「カット」「シャッフル」を一通り終え、カードがよく混ざったら、上から8枚を端に避けて、9枚目から「カードを表に向けながら」並べていきます。
カードには正位置と逆位置があるので、カードを並べるときは持っているカードの上下の向きを一定に保ったまま並べましょう。
「心で感じるタロットリーディング」
カードを並べたら、いよいよリーディングをしていきます。
順番に見ていきましょう。
📖「スプレッドを心で感じるポイント」詳細解説記事はこちらをごらんください
やさしい解説シリーズ〈4〉|スプレッドを「心で感じる」ポイントとは
①「全体」を見る
・雰囲気を感じる
どんな感じがするか。
そこはどんな世界なのか。
そこからどんなことが起こりそうか。
そこはどんな心地がするか。
・色味からくる印象
・出ているスートからくる印象
・出ている大アルカナ、その枚数
など
②気になるカードを見る
スプレッドの中で、なんか気になる・・と感じるカードがあるでしょう。
そのカードがなぜ気になるのか、どんな感じがするのか、カードに対するイメージなどを探求していきます。
③並んでいるカードを一枚ずつ見ていく
各ポジションに出たカードを一枚ずつ見ていき、そのメッセージを受け取ります。
ここで大切なのは、リーディングは「タロットに質問の答えを求める」ものではないということです。
各ポジションに置かれたカードは、設定した「問い」に対する答えではないのです。
「ito therapy」における「自己対話」は、「自分では気づくことができない心の声」を聴くワークです。
タロットのこのワークにおける役割は、「心」と「心」の架け橋です。
つまり、タロットは「そのカード」で、「その問い」に対する「気づきのヒント」、「気づくきっっかけ」をくれるのです。
そのヒントをきっかけに、ポジションのテーマに沿って「心」と「心」で対話を重ねます。
そうして得られたいくつもの「気づき」は、そのセッションに参加した「自分」からの「ギフト」です。
④カード同士の「関係性」を見てみる
続いて、スプレッドに並んだカードの関係性を見ていきます。
この場に同時に出たカードには「必然性」があります。
ここに並んでいるカードは個々に存在しているのではなく、スプレッドという「ひとつの世界」に共存しているのです。
そうして見てみると、スプレッドに並んだカード同士の息づかいや、エネルギーの呼応を感じることができるでしょう。
⑤最後にもう一度「全体」を見渡す
ここまでのリーディングで得た気づきも含め、この盤面に並んだタロットからのメッセージを自分の心に落とし込んでいきます。
そして、最初にスプレッドを対面にたときに感じた印象からどんな「心の変化」が起きたのか、
あるいはまったく変化を感じなかったのか、客観的に観察してみましょう。
「心の変化」を感じたのであれば、それはどんな変化だったのか、なぜそのような変化が起きたのか、自分なりに探求してみるとよいでしょう。
【超重要】|タロットへの「問い立て」は最初が肝心
「問い立て」はタロットリーディングにおいて最も重要なステップです。
「問い立て」が曖昧だと、深い自己対話の体験には繋がりません。
そこで、自分で問い立てができるようになるまでは、
すでに出来上がっているスプレッドを使うとよいでしょう。
【タロットで自己対話】のワークでは、「ito therapy オリジナルスプレッド」をご用意しています。
No.0~5まであり、各スプレッドにはそれぞれ「タイトル」がついています。
その中から、ご自身の心境にあったスプレッドを選んでください。
リーディングに慣れてきたら、ぜひご自身でもオリジナルのスプレッドを作ってみて下さい。
スプレッドは自分で作ったものを使うのが一番です。
なぜなら、「自分で立てた問い」の方が、「自分の心が今必要としている気づき」を得やすいからです。
「ito therapy オリジナルスプレッド」についてはこちらの記事をごらんください
やさしい解説シリーズ〈2〉|!!超重要!!「問い立て」の設定方法とは
リーディング後もセッションは続いている
タロットリーディングはその時だけのものではなく、同じスプレッドを数日、数ヶ月と眺めていくことで、さらに新しい「気づき」を得ることができます。
そして、その「気づき」が本来作られる予定だった現実に影響を及ぼし、より良い未来を引き寄せていく可能性もあります。
それは、一度目のリーディングで「潜在意識」が描き換わるということもあり得るからです。
あるいは、リーディングの時に得た「気づき」が波紋のように広がって、より深い「潜在意識」へ到達していくことも。
タロットの魅力はそんなふうに私たちの「潜在意識」までアプローチできるところにあります。
リーディングから時を経て降りてくる「新たな気づき」こそ、「真の心の声」なのかもしれません。
リーディングの後は「完了のワーク」で締めよう
【タロットで自己対話】セルフセッションを終えたら「完了のワーク」を行って「今の気持ち」を承認していきます。
詳細はこちらの記事を参考にしてください。
「ito therapy session」【タロットで自己対話】リーディング実践編|環境・セットアップから完了まで
また、この記事にもあるように、リーディングの後は「今の気持ち」を記録に残したり、アートワークで表現したりと、仕上げのワークを行うことをおすすめします。
そうすることで、今回の心の体験がよりご自身に定着し、また目に見えない「心の内側」との接点を「形あるもの」として残すことができます。
そしてそれらの「記録」はあなたの「心の変化」や「心の成長」の軌跡として、「私らしさ」を改めてみつめるきっかけにもなるでしょう。
おわりに
いかがでしたか。
次回はいよいよ実例をもとに、リーディングの解説をしていきます。
「ito therapy オリジナルスプレッドNo.0」を用いたセッションですので、ご興味がある方はぜひご覧になってください。
それでは、どうぞお楽しみに。
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