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タロットカード|大アルカナの世界とは?
こちらはウェイト版のタロットカードの「大アルカナ」です。
計22枚の「大アルカナ」と呼ばれるカードは、「魂の成長物語」を表しています。
ito therapy session|「魂」の「意思」と「意図」
まずはito therapy sessionのタロットで扱う「魂」について説明します。
ito therapy sessionについてはこちらをごらんください。
「魂」は、この世に使命を成し遂げるために生まれた存在です。
使命を成し遂げるためには、必要な経験を積まなければなりません。
「魂」は、人が使命を成し遂げるために必要な経験をするための「意思」をもっています。
「魂」は、この世で使命を成し遂げるために、様々な経験をしながら成長していきます。
使命を成し遂げるために生まれた「魂」は、純粋にその「意思」にのっとって、歩みを進めていきます。
「魂」が成し遂げようとしている使命、そのために必要な経験を「魂の意図」と表現します。
つまり「魂の意図」とは、「魂」が純粋にこの世で果たすべき事をさします。
大アルカナの世界は「らせん状」
「魂の成長物語」である大アルカナの世界はらせん状の形をしています。
各カードがらせん状に並んでいることを想像してみてください。
このような螺旋階段の一段ごとに、カードが一枚ずつ置いてあるようなイメージです。
この一枚一枚のカードは、それぞれ「魂の学び」のステップです。
1から順番に「魂」はこの「大アルカナの世界」を一歩ずつ、一段ずつ進んで行きます。
大アルカナの世界を進んで行く主人公とは
大アルカナの世界は「魂の成長物語」。
この物語の主人公は〈0:愚者〉です。
「大アルカナ」の各カード、つまり人生の学びのステップを、〈0:愚者〉は1,2,3・・・と順番に体験しながら(人生経験を積みながら)らせん状に上へ上へと昇っていきます。
そして〈21:世界〉のカードを迎えると、次のステージの入り口が見えてきます。
ステージアップの先でも同じカードが続く意味
らせん状に昇っていく「大アルカナの世界」。
カードは1~21まで。
21に達したら、また1から始まります。
そして「魂」は再び同じ順番でらせん状に進んでいきます。
同じカードを再び繰り返すことに何の意味があるのでしょうか。
それは、「大アルカナの世界」が「らせん状」であることで説明できます。
ある1~21の一連の学びを【1ステージ】とすると、そのステージを終え(21まで到達し)、また1から再びステップを昇りはじめたとき、その1から始まる学びは「次のステージ」ということになります。
螺旋階段を縦に切ったとき、【次のステージ】は【前のステージ】よりも上にあります。
このように、同じカードのステップであったとしても、そこは【前のステージ】よりも1つ上のステージに位置しています。
同じカードのステップとはいえ、1つ上のステージということは、「魂」自体がレベルアップしているので、より高尚な体験、より深い感じ方ができるようになっているはずです。
また、各カードが与える影響にしても、「レベルアップした魂」にふさわしい学びを用意しています。
そのため、
・経験したことがあるようだけど、感じ方が変った
・感じきれていなかった部分に気がついた
・似たような経験をしたけれど、以前とは学び吸収できることが違う
・前よりも深い体験ができるようになっている
など、「成長した魂」はたとえ同じテーマの段階であっても、以前とまったく同じ体験をするということはありません。
「魂」は学びたい
「魂」はこの世に使命を成し遂げるために生まれてきた存在でしたね。
「魂」はその「意図」を実現するために、たくさん経験したくさん学ばなければなりません。
「魂」はただ純粋に、単純に、「学び」を求めています。
ただ、そんな「魂」の学びを妨げるものがひとつだけあります。
それは、その「魂」が持つことになった「肉体」です。
「肉体」は考えることも行動することもできます。
「肉体」は疲れるし怠けるし逃げもする、「魂」にとってはとても不都合な存在でしょう。
「魂」は学びたがっているのに、「肉体」がそれを拒むとき、「そのステージ」の「そのステップ」での学びを真に受け取ることができないという結果になります。
すると、「魂」は与えられた学びから逃げた、あるいは軽んじたということで、「そのステージ」での学びをおろそかにしたことになってしまいます。
そこで、結果的に次のステージへ進んだ先でも、あえて同じ学びのテーマを突きつけられることがあります。
「次のステージ」は「前のステージ」よりもレベルが上がっています。
「肉体」のしわざとはいえ、前のステージでの学びをおろそかにした、つまりレベルアップできなかった「魂」にとっては、そんな「次のステージでの学び」は前よりもキツイ体験になるでしょう。
したがって、各ステップでの学びがたとえ辛くても苦しくても、その現状に真摯に向き合い、誠実に対応して「魂のレベルアップ」を目指すことが肝心です。
知れば知るほど納得の「大アルカナの世界」
大アルカナの物語は、人がこの世で経験する学びが一通り組み込まれています。
大アルカナの世界を知れば知るほど、「よくできている」と感心します。
大アルカナはその絵柄だけでなく、数字の意味も重要ですが、それはこの記事以降にお届けする各カードの解説でお伝えします。
意味を知るとますますタロットの世界観に没頭していけるでしょう。
ただし、再三お伝えしているように、カードの意味を暗記する必要はまったくありませんのでご安心ください。
次回以降は〈0:愚者〉からカード一枚一枚の世界観に触れてまいります。
みなさんが【タロットで自己対話】を深めていけるよう、分かりやすく解説しますのでお楽しみに。
タロットはイメージで捉えていこう
いかがでしたか。
タロットの世界がどのようになっているか、少しでもイメージできたら幸いです。
大アルカナは「魂の成長物語」。
その範囲は宇宙規模で果てしなく、及ぼす影響は人生レベルです。
この「自分ではどうにもならない」エネルギー感、「運命」「宿命」といった人知が及ばない異次元感など、あるいはざっくりと、「大アルカナの世界はレベチ」ということが伝わっていたらうれしいです。
その感覚はリーディングをしたとき、スプレッド(カードを展開した状態)上に出たカードの第一印相、そしてリーディングをする際に受け取るメッセージにも大きく影響します。
詳細はまた別の記事でお伝えしますが、まずはこの大アルカナの世界観をイメージし、その雰囲気をあなたの意識に浸透させておいてください。
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