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はじめに
「ホロスコープ」には、「私らしさ」を映し出すたくさんのヒントが鏤められています。
私たちは「ひとりの人間」でありながら、ひとりの人の中には実に多彩な要素が同居しています。
この記事では、「ホロスコープ」に登場する主要な星たちを取り上げ、
それぞれが「私らしさ」の中でどんな役割を担っているのかを解説していきます。
ホロスコープに配置されている星たち
「ホロスコープ」には、太陽や月をはじめとする天体が全部で10個配置されます。
そして、それら10個の天体は、それぞれ異なる特性をもっています。
「ito therapy」【タロットで自己対話】×星よみシリーズでは、その中でも
「私らしさ」を形づくる【太陽】・【月】・【水星】・【金星】・【火星】と、
「私らしさ」へと導く〈土星〉・〈木星〉、合計7つの天体を用います。
これらを理解することで、「自分」を多面的に見つめることができ、「私らしい生き方」がより鮮明に浮かび上がってきます。
『 私らしさ 』を描き出す星々の世界とは
「ホロスコープ」に点在する星たちは、ひとつひとつが独立しているわけではなく、
その全体像が「自分」という人間を現しています。
「ホロスコープ」を紐解いてみると、複数の星の性質が折り重なることで、唯一無二の「私らしさ」が形づくられていることが分かります。
「ホロスコープ」は、私たちが「自分」を多角的に理解するための「分析表」のようなもの。
そして同時に、「自分」という人間がこの世界で生きていくための「取扱説明書」のようなものなのです。
【太陽星座】と「黄道12星座」
私たちが普段「私は○○座です」と言うとき、それは【太陽星座】を指すことがほとんどです。
太陽は一年をかけて『黄道(こうどう)』と呼ばれる道筋に沿って12の星座を順番に巡っていきます。
【太陽星座】は、その人が生まれた瞬間に太陽がどの星座の位置にあったのかということを示しています。
たとえば「太陽星 座射手座」の人は、【太陽】が「射手座」にあるときに生まれたということです。
【天体】×【星座】の捉え方
「ホロスコープ」に描かれる12星座は、それぞれの天体の持つ「性質」や「役割」に
“色づけ”を与え、その表現の仕方を特徴づけます。
先程の「太陽星座 射手座」を例に挙げてみましょう。
-
太陽=自己表現・人生の目的
-
射手座=自由、探求、成長、冒険
「太陽星座 射手座」は、
【太陽】が象徴する『自己表現』や『人生の方向性』を、「自由」や「探求心」を大切にしながら表していきます。
視野を広げ、学びや旅を通して成長することに喜びを感じ、その姿が自然と「自分らしさ」として輝いていく人ということになります。
このことから、「太陽星 座射手座」は、 「自分」を表すとき『広い世界を求める生き方』として現れるということが分かります。
7つの惑星|「私らしさ」への関わり方
「ホロスコープ」に描かれる天体はたくさんありますが、その中でも「性格」や「日常」に直結しやすいのが【太陽】・【月】・【水星】・【金星】・【火星】 の5つです。
これらはいわば、「等身大の私」 を映す天体たち。
一方で、〈土星〉・〈木星〉は「人生」という長い時間をかけて私たちに働きかけてきます。
〈土星〉も〈木星〉も1つの星座に長くとどまるため、世代的な共通テーマともなり、人生の節目にじわじわと影響を与えていきます。
この2つは、「人生の先生」 のような存在。
ときに背中を押し、ときに課題を与えながら、私たちを成長へ導いてくれます。
~ 太陽・月・水星・金星・火星 は個人の性格や日常に出やすい ~
「私らしさ」を形づくる【太陽】・【月】・【水星】・【金星】・【火星】 、
は毎日の感情や行動パターン、他人との関わり方など、日常レベルで「私はこういう人」と実感しやすい部分を映し出しています。
~ 木星と土星は人生の流れや成長に影響する ” 長期的テーマ ” ~
〈土星〉・〈木星〉は1つの星座に長く滞在するため、世代的な影響も含みつつ、人生の節目や成長のタイミングに大きく関わると言われています。
5天体が映す出す「等身大の私」
「ホロスコープ」の中でも、性格や日常に直結しやすい5天体。
これはらいわば、「等身大の私」を映し出す天体たちです。
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太陽 … 表の顔、人生のテーマ ⇒ 「魂の意図」
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月 … 心の奥、安心感のありか ⇒「わたしの居場所」
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水星 … 思考や言葉の使い方 ⇒「発揮すべき才能」
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金星 … ときめきや愛のスタイル ⇒「ワクワクの源」
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火星 … 行動力や頑張り方・モチベーションの元 ⇒「ヤル気スイッチ」
これらはすべて「自分の一部」であり、これらが合わさって「私らしさ」を創り上げているのです。
「私」を創る「○○星座」まとめ
太陽星座
生まれたときに太陽がどの星座にあったかを示すもの。
「私は○○座です」と自己紹介するときの星座は、ほとんどがこの太陽星座を指しています。
太陽星座は、その人の基本的な性格や人生の方向性、表に出やすい「自分らしさ」を表していると考えられています。
月星座
生まれたときに月がどの星座にあったかで決まります。
月は太陽よりも速く動くので、生まれた日や時間によって変わりやすいのが特徴です。
月星座は「心の奥の自分」や「安心の形」を表すとされ、感情の傾向や無意識の反応などに影響すると言われています。
水星星座
生まれたときに水星がどの星座にあったかで決まります。
水星は「思考・伝え方・学び方」を司る星。
その人の考え方のクセやコミュニケーションのスタイルが分かるとされています。
たとえば「話すのが早い」「じっくり考えてから発言する」「好奇心旺盛で知識を集めるのが好き」など、水星星座が表に出やすい特徴です。
金星星座
生まれたときに金星がどの星座にあったかで決まります。
金星は「愛と楽しみ・美意識」を表す星。
どんなことにときめきを感じるのか、どういうふうに人やものを愛するのか――心地よさや価値観のツボを示してくれます。
趣味や恋愛のスタイル、美的センスなども金星星座が関わっていると言われています。
火星星座
生まれたときに火星がどの星座にあったかで決まります。
火星は「行動力・エネルギーの出し方」を象徴する星。
やる気のスイッチが入るポイントや、戦い方・頑張り方のクセを映し出します。
「どんなことに挑戦したいか」「どうやって物事を進めていくか」といった行動パターンに火星星座の色が出やすいです。
〈木星〉と〈土星〉 | 人生レベルで影響を与えてくる「先生」
〈木星〉と〈土星〉は、長い時間をかけて私たちの人生に働きかけてくる天体です。
どちらも1つの星座に長くとどまるため、世代的な共通テーマともなり、人生の節目や成長のタイミングに大きく影響します。
-
木星 … 幸せや拡がりのテーマ。「どこで豊かさを感じるか」⇒「幸せの在りか」
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土星 … 試練や課題のテーマ。「時間をかけて取り組む学び」⇒「乗り越えるべき壁」
この2つは、まるで「人生の先生」のような存在。
ときに背中を押し、ときに課題を与えながら、私たちを成長へ導いてくれます。
そうして成長した先には、「真の私らしさ」の世界が広がっているのです。
惑星星座をキーワードで解説
ここからは、それぞれの惑星が担うテーマをキーワードで整理してみましょう。
自分の中にいる「もう一人の自分」として受け取ると、理解しやすくなります。
-
太陽星座:『私がこの世で実現していくこと』『魂の意図』
【太陽】は「核となる自分」を象徴します。
人生を通じて社会に表現していくテーマ、輝かせていく存在感がここにあります。 -
月星座:『わたしの心地よい居場所』
【月】は「素の自分」を表します。
無意識に求める心地よさ、内側から湧き出る本能的な性質を映しています。 -
水星星座:『私の伝え方と学び方』『発揮すべき才能』
【水星】は「知性・言葉・情報」の象徴。
思考のスタイルや、伝え方・学び方の癖を象徴します。
未だ見ぬ「才能」がそこにあります。 -
金星星座:『私が愛し、喜びを感じるもの』『ワクワクの源』
【金星】は「愛と美、価値観」の象徴。
人との関わり方や、美意識、喜びを感じるポイントを表します。
トキメキ、ドキドキ、ワクワクの種がここにあります。 -
火星星座:『私の行動力とエネルギー』『ヤル気スイッチ』
【火星】は「情熱と力」の象徴です。
どんなときに力を発揮するのか、何に挑んでいくのかを示します。
モチベーションのON・OFはここに現われます。 -
土星星座:『私が乗り越えていく課題』『壁』『試練』
【土星】は「試練と責任」の象徴。
困難にどう向き合い、成熟へと歩んでいくのかを示します。 -
木星星座:『私の幸せの拡がり方』『幸せの在りか』
【木星】は「成長と拡大」の星。
「幸福の星」とも呼ばれます。
学びやチャンス、人生が広がっていく方向性を照らします。
その人がどんなことに「至福」を感じるのか、そのヒントが現われます。
タロット×星よみ ― ito therapy session のオリジナルスプレッド
「ito therapy session」 のセルフリーディングでは、オリジナルスプレッドを用います。
タロットと星よみを掛け合わせた応用版は、「オリジナルスプレッド+α」。
これは、タロットカードの示す自己対話の流れの中に、星の象徴を組み込むことで、より深い洞察を得られる方法です。
タロットが「今の私」に焦点を当てるのに対して、星たちは「私の内に潜む本質」や「人生を通じて繰り返すテーマ」を照らしてくれます。
両者を組み合わせることで、自己対話はさらに深まり、豊かな洞察へとつながっていくのです。
こちらのリーディングに関しては、別の記事でご紹介する予定です。
タロットリーディングがさらに深まる瞬間を、あなたもぜひ体験してください。
おわりに
天体は、私の中にいる「もう一人の自分」。
太陽・月・水星・金星・火星は等身大の私を、木星と土星は人生の先生としての役割を担っています。
ホロスコープを知ることは、自分を多面的に理解するための「取扱説明書」を手にするようなもの。
太陽、月、水星、金星、火星、さらに木星、土星――それぞれの声に耳を傾けることで、
より深い「私らしさ」が見えてきます。
タロットと星よみを組み合わせることで、その探求はいっそう豊かで奥深いものになるでしょう。
📖星よみの基本|12星座の特徴を解説した記事はこちら
①〈牡羊座〉〈牡牛座〉〈双子座〉〈蟹座〉
②〈獅子座〉〈乙女座〉〈天秤座〉〈蠍座〉
③〈射手座〉〈山羊座〉〈水瓶座〉〈魚座〉
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